2話：ストーカー ページ3
*
桜道を過ぎた私は、人気のない公園にやって来た。
半年前に出会った、ある男に会うためだ。
『どこ、いるんでしょ･･･死柄木』
弔、
私を
「A･･･嬉しいよ、アイツと別れてくれて」
『離れて、アンタのために別れたわけじゃない』
後から抱きついてきた弔に命令するが、｢やだよ、離れたくない｣と子供のように駄々をこねて離れない。
私の個性は人間はもちろん動植物さらには物まで、触れて命令するだけで意のままに操ることが出来るが･･･
「操れないよ、俺はAが好きなんだから」
私のことを好きな人間には、個性が効かない。
「俺と一緒に来る気になった？」
『あーもう、しつこいな！』
神出鬼没のこの男から逃げ切れるとは思っていない、だから勝己とも別れた。
『私はヒーローになるって言ってるでしょ！』
そう叫ぶと、黒いモヤもとい黒霧が現れ、弔はそこへ飛び込み嫌な台詞を残して行った。
「俺はAを諦めないよ」
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ねず(プロフ) - まりなさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年3月26日 8時) (
レス) id: fa616efe82 (このIDを非表示/違反報告)
まりな(プロフ) - すっごく面白いです！続きが気になっちゃいました、更新頑張ってください！！！ (2018年3月26日 0時) (レス) id: 53967850f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねず | 作成日時：2018年3月23日 22時
