鬼狩りとバレーボール【HQ】【鬼滅の刃】 (ページ38)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:31,757 hit

31話ページ38

〜Aside〜

はぁ、最悪だ...

杏「Aが勢い良く走ってるから後をついてみれば...うむ、奴らの靴が無いな。」

あの馬鹿共、自分達だけで外に出ると危険だと警告したのに聞いていなかったなぁ...

杏「ん？だが、それ以外に竈門少年らの靴も無いぞ。」

『え？』

...本当だ。炭治郎と善逸と伊之助の靴も無い。

そういえばあの3人、朝食前は鬼狩りをしつつ外を走ってるって言ってたな。

もしかして、その3人と一緒に走っているってことか？

清「あの。」

ん？

杏「えっと...君は？」

清「清水潔子と言います。」

もしかしてこの人、マネージャーか？

清「あの人達に黙ってもらうように言われていましたが...うちのチームの2人の行方が分からなくなり、2人を探しに行くため他の人達も外に出ていきました。」

2人の行方が分からない？

杏「その時に護衛は付けたのか？」

清「いいえ。」

...そういうことか。

『炭治郎達と共に2人程外に出たけど、何も言わず出ていったため他の人達は勝手に外に出たと勘違いし、護衛無しに探しに行ったということね。』

清「えっ」

どうやら、行方が分からない2人が鬼殺隊の人と走っているってことは、この人も分からなかったんだな。

護衛無しに外出、か...

杏「援軍を呼ぼう。Aはここに残っていてくれ。」

『...分かった。』

と言っても、この待っている間に鬼に襲われていたら助けるにも助けられない。

『潔子で名前合ってるよね？』

清「はい。」

『私が勝手に外に出たこと、黙っといてね。』

清「え？」

ガラガラ (扉を開ける音)

清「あ、ちょ...！」

あの人のことだ、きっとこのことも黙ってないで杏寿郎に話すだろうな。

だったら、杏寿郎らに捕まる前に見つけ出す！

・

鎹鴉「カーカー」

『お、見つけたな。』

あの後私は、複数の鎹鴉を使い奴らの居場所を探索した。

そしたら、見事5分もしないで居場所を特定できた。

『よし、急いで行く』

ドォォォーーン

...何だ、今の音は？

？「ねぇ見てあそこ！何か赤いのがあるよ！」

赤いの？

『っ、あれは...！』

・