30話 ページ37
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俺と影山はあの後、炭治郎さん・善逸さん・伊之助さんの後を追い、今玄関の前に立っている。
影「おい、あの3人刀持って外に出たぞ。」
刀を持ってどこ行くのかは分かんねぇけど...もしかして、人喰い鬼とあの刀は何か意味があるのか？
伊「さっきから何こそこそとついて来てんだよ。」
『うわぁ！』
ドンッ
いてて...尻もちついた。
ってか、さっき外出した3人が何で俺達の前に立っているんだよ！？
炭「驚かせてしまいすみません。背後から翔陽さんと飛雄さんの匂いがしたもので...」
そうだ、炭治郎さんは鼻が良く効くんだった。
『ご、ごめんなさい。鬼殺隊の3人が何をしているのか知りたくて...』
炭「俺達が何をしているか...ですか？」
伊「そんなの、鬼退治に決まってるだろ！」
やっぱり！
『もしかしてその刀、鬼を斬るために必要な物ですか！』
善「そうだけど...」
やっぱりそうだったんだ。
影「じゃあ、今から鬼退治に行くんですか？」
炭「それはおまけみたいなもので...実は俺達、これから外を走りに行こうと思いまして。」
影「走りに...ですか？」
炭「はい！あ、もしよろしければ一緒に走りに行きますか？」
え？
善「ちょ、ちょっと待って炭治郎！もし走ってる途中で2人が鬼に襲われたらどうするんだよ！」
た、確かに善逸さんの言う通りだ。
俺と影山がついて行けば、足でまといになるはずじゃ...
炭「何言ってるんだ善逸、俺達はAの頼みでこの人達を守ることになったんだぞ？もし鬼が襲ってきたら俺と善逸と伊之助が守れば大丈夫だ！」
善「そ、その自信は一体どこから来るのやら...」
伊「子分がそう言ってるんだ。親分の俺様がこの“太陽”と“
たい、よう？
影「とびうお...は俺のことか？」
炭「伊之助は人の名前をちゃんと言えないんだ。」
え、なら俺は太陽って呼ばれるのか！？
伊「よし行くぞ！太陽、飛魚！」
早速呼ばれてるし...
善「ってか、伊之助勝手に行くなぁ！」
炭「もうあんな所に...俺達も行きましょう！」
日/影「『は、はい！/う、うっす』」
でもこの3人、初めて話した時も思ったけど...とても良い人だな。
どうしてそんな人が、鬼殺隊に入っているんだろう...
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作者名：CATHERINE | 作成日時：2020年12月17日 21時
