24話 ページ30
〜黒尾鉄朗side〜
この人は一体何を言ってるんだ?
夢「スポーツは日々努力を重ねて結果が出るものなの。ってか、何の為にみんなを呼んだと思うの?」
確かにスポーツは日々の努力が大切だけど...
普通そんな簡単に体育館を手配できるわけねぇだろ。
夢「どうかしましたか?何か足りないこととかありました?」
『いえ、十分すぎて混乱してるだけなんで...』
夢「ん?」
え、この人今までの発言が普通だと思ってるのか?
夢「とりあえず、私は今から体育館を貸してもらえるか電話で聞いてくるので、今日はゆっくり休んでいてください。」
え、本当に体育館を借りるつもりなのか!?
日「そんなこと出来るんですか?」
善「それが出来ちゃうんだよね、Aだから。」
この人だから出来る?
善「ここだけの話、Aは金持ちなんだよ。」
えっ。
善「Aの親は世界にも通用する人物で、Aも親の仕事を手伝ったりしていて顔が広いんだ。だから簡単に体育館とか用意できると思うよ。」
夢「善逸、私がどうかしたの?」
あっ。
善「...何でも。」
夢「そう?あ、体育館は使用して良いとのことなので明日案内しますね。では、私は仕事に戻ります。炭治郎達も行くよ。」
炭「分かった。」
...あの人達、俺達を置いてどっか行っちゃったよ。
木「あの人、美人なのに何を考えてるか分かんねぇな。」
秋「それな。」
菅「しかもAさん、鬼殺隊の隊長だって言ってたし。」
縁「あぁいう人が隊長って、今でも信じられないですね。」
縁下くんの言う通り、あの人が隊長であることは今でも違和感を感じる。
一体あの人の歳はいくつくらいなんだろうか。
『今度聞いてみるか。』
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作者名:CATHERINE | 作成日時:2020年12月17日 21時