鬼狩りとバレーボール【HQ】【鬼滅の刃】 (ページ25)

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19話ページ25

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サァー (襖を開ける音)

モブ隊「ここが皆さんの寝室で、床は畳になっています。」

あの後私達は、Aさんが呼んだ隊員さんにつれられて部屋の紹介をしてもらっていますが...

まぁ、寝室は大部屋って聞いてたけど...

黒「これはかなり広い部屋だなぁ。」

海「30人でも余る程の大きさだね。」

モブ隊「この部屋は基本誰も使用しませんので、好きなように使ってください。」

夢「と、隊長である私が言いました。」

モブ隊「え、隊長！？」

い、いつの間に私達の後ろに居たんだろ...

モブ隊「隊長、仕事はどうしました？」

夢「えっ」

モブ隊「はぁ、この前も宇髄様達から怒られたばかりじゃないですか。仕事放棄しすぎだと。」

夢「え、し、知らなーい。」

モブ隊「...神崎様に「隊長は仕事放棄する悪い人なので好物のティラミスは買わないでください。」って伝えておきますね。」

ティラミス...？

夢「そ、それは駄目！ごめん、ちゃんと仕事するからぁ！」

何か、さっきから隊長さんと隊員さんが何やら揉めあってるけど...

どう見ても隊員さんの方が歳上に見えるんだけど、隊長さんになると歳上にもタメ口なのかな？

モブ隊「はぁ、分かりましたから離れてください。ったく、どうして戦っている姿と今の姿は全く違うんだろ。戦いの時の姿のまま居れば、仕事なんてあっという間に終わるはずなのに...」

ん？戦いの時？

夢「あ、皆さんアオイが朝ご飯を用意したようなのでリビングに行きましょう！」

モブ隊「あ、言ったそばから...！」

夢「さぁさぁ！」

この人...案外適当な考えをして隊員さんを困らせているのかも。

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夢「はい、こちらが大部屋と同じくらい広～いリビングです！」

日「うわぁ、でけぇ...」

ちょっと待って、リビングがこんなに広いの今まで見たことがないんだけど。

夢「ここで私と1部の隊員が食事するんだけど...これから皆さんも私達と一緒に食事を摂ることになったから、食事の時間になったら呼びに行きますね。」

全「『え！？』」

夢「ん？」

こ、ここでAさんと1部の隊員さんと一緒に食べるなんて...気まずくて食べられないよ！

夢「大丈夫ですよ、私の部下はみんな優しいので。」

いや、門の前に立ってた男の人を見たけど...めっちゃ怖かったよ！

夢「それじゃ、食事が終わったらまた来ますね。」

え、ちょっと...！

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