6話 ページ11
〜日向翔陽side〜
鴉「着いたぞ。」
ここが、鬼殺隊が居る世界...って。
菅「え、この世界は“太陽”出てないの?」
鴉「太陽は出ない。2週間前まではこの世界も太陽は出ていたが、鬼が出現してからは太陽は出なくなって、1日中夜みたいな世界になってしまったんだ。」
1日中夜の世界...
鴉「でも大丈夫。夜と言っても太陽の下に厚い雲があるってだけで、真っ暗になることはねぇから外歩く時に転ける心配はないぜ。」
いや、転ける人居るの?
鴉「それより、
ソラ? リク?
?「私達ならここに居るよ。」
『え?』
今度は違う声がしてきた。
鴉「約束通り連れてきたぞ。」
猫「ご苦労様。」
梟「...お疲れ。」
えっ...
黒「猫と...」
木「梟が...」
全員「喋っt」 鴉「ストーップ!」 全員「え?」
鴉「ここは人喰い鬼が居る世界だ。もしここで大声を出したら襲いに来るかもしれねぇぞ。」
谷「え、襲ってくるの...!」
鴉「襲ってくる。」
谷「ヒッ!」
鴉「それより紹介するな。俺の横に居る猫の名前はソラ。で、その隣に居る梟はリクだ。ソラとリクも俺と同じように別世界を行き来する力を持っている。」
猫「ソラです。」
梟「...リク、です。」
ん? なんかこの猫と梟...
『研磨と赤葦さんに似てる。』
研/赤「え?」
秋「言われてみれば...確かに。」
山「ってか、鴉は見た目は誰とも似てないけど、口調が少し影山に似てるね。」
影「俺?」
なんだろ。
こんな偶然があるのかな?
鴉「まぁ、よく分かんねぇけど、これからお前らには鬼殺隊の奴らと合流してもらう。くれぐれも余計なことしたら、このくちばしでつつくからな。」
全員「えっ」
うん、少し影山に似てるなこの鴉。
猫「鬼殺隊本部は、ここから10分程の距離にあります。早速行きましょう。」
鬼殺隊の本部か...一体どんな人が居るんだろ。
も、もしかして怖い人とか居るんじゃ...!
?「おい、何でこんな所に居る?」
『え?』
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作者名:CATHERINE | 作成日時:2020年12月17日 21時