第2話 ページ4
『お待たせしました。』
私はそう言うと、前にいる人にお辞儀をする。
「いやぁ、良く来てくれた！松田Aさんw」
今喋った人は、ここのボス“大塚優也”。
名前に“優”が付いているからなのか、優しそうな顔をしている。
でも……内心は……
ボ「今、私の部下は仕事に行ってていないんだ。だから、それまで私が用意した部屋にいてくれないか？」
『ボスは、暇じゃないんですか？』
ボ「私はこれから人に会う約束があってね、時間があったら話そう。」
『分かりました。いってらっしゃいませ。』
ボ「はは、礼儀正しいお嬢さんだなw それじゃあw」
ボスはそう言うと、部屋を出ていった。
『はぁ、疲れた。』
“自分じゃない人”を演じるって、こんなに大変だったんだ。
でも良かった。カラ松兄さんの血が流れていて。
『あのボス……いつかは……』
私はそう言うと、ボスが出ていった扉を見る。
『ッ！？』
するとそこには、さっきまで仕事でいなかったはずの“ボスの部下”が立っていた。
お「おい、今言ったことはどういうことだ？優也様に何の恨みがある？」
完全に聞かれた。私の言ったこと。
チ「答えろ。さもなくば殺す。」
『殺しても無駄です。私はこれからここで働きますから。』
一「は、何でお前が？何の目的で？」
『警備をするんです。貴方達の。』
ト「僕達の？」
『はい、優也さんに頼まれたので。』
「「「「「「優也様が！？」」」」」」
あれ、聞いてないのかな？
一「お前に警備されるとか、嫌なんだけど。」
チ「同感。貴女みたいな小さい女に、僕達を警備することなんか出来ない。」
カ「すまない、帰ってくれ。」
こいつら、私を馬鹿にしやがって……
でも、この人達は私の兄。
それなのに……何で私に……
ﾊﾞﾝｯ
『ッ！？』
お「おい、いつまでここにいる気だ？帰れって言われただろ？」
あいつ、拳銃を発砲しただと。
お「とっとと帰れ。」
『帰れませんねー、優也さんが悲しみますから。』
十「優也様は貴女がいなくなっても悲しみませんよ。」
『知ってます。優しい顔をしていますが、内心腹黒そうですし。』
チ「てめぇ……優也様をそういうふうに言うな！！」
『なぜです？私は思ったことを言っただけですよ？』
そう、思ったことを言っただけ。
なのに……こいつら……
続く＿＿
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ずーしく(プロフ) - ももまつ(カラ松girl)さん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！ぜひ、他の作品の感想もお願いします(_ _) (2019年10月18日 9時) (
レス) id: 96346b708a (このIDを非表示/違反報告)
ももまつ(カラ松girl)(プロフ) - ずーしくさん» 短い話だったけど、感動する、良いお話でした！また、作者様の他の作品も見てみます！d(^ω^ ) (2019年4月5日 12時) (レス) id: c97f3faa63 (このIDを非表示/違反報告)
ずーしく(プロフ) - れいさん» れいさん、ありがとうございます！また新しい小説を書いたので、是非そちらも読んでみてください！ (2018年6月17日 16時) (レス) id: 1d9ccb178d (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 最後まで見ましたー！本当ずーしくさんの小説面白いですね！これからも楽しみにしてまっています！ (2018年6月17日 16時) (レス) id: 2a9c9cc493 (このIDを非表示/違反報告)
ずーしく(プロフ) - れいさん» 何回もコメントありがとうございます！れいさんのコメントを見るだけで、とても勇気をもらいます。完結したので、是非最後まで読んでみてください！ (2018年6月17日 16時) (レス) id: 1d9ccb178d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CATHERINE | 作成日時：2018年5月19日 22時
