第16話【最終回】 ページ18
ﾊﾞﾀﾝ
そう音をたてて倒れた大塚優也。
私の銃口からは、煙が出ている。
私……大塚優也を殺したんだ……
『んぐッ……わぁぁぁぁぁぁぁぁ！！』
嬉しいはずなのに、なぜか自然と涙が出てくる。
どうして、涙なんか……
星「A、これで良かったんだよな？」
そう言い、私の前に立つ星夜。
これでいい、これでいいはずなのに……
なぜか、心がモヤモヤする。
何よ。何よこのモヤモヤは。
星「A、お前のやったことは悪いことじゃない。良いことをしたんだ。」
『良い、こと？』
星「もし、このまま大塚優也を生きさせていたら、俺達は死んでいた。もしかすると、お前のお兄さんも死んでいた。お前はそれを助けた。俺達を助けた。お前は決して、悪いことをしていない。な？」
星夜はそう言うと、私の頭を撫でた。
私のやったことは、悪いことじゃない。
それを聞いた私の心は、モヤモヤ感が無くなっていた。
私は、悪いことをしていなかったんだ。
よかった……本当に……
「「「「「「A……」」」」」」
すると突然、私の前から兄さんの声が聞こえてきた。
『にい、さん。』
お「ありがとな、俺達を助けてくれて。」
『え？』
ト「A、ありがと。」
十「ありがとう！！」
一「……ありがと。」
チ「ありがとう、A。」
カ「Thank you、A。」
『に、兄さん……』
朱「はいはい、兄妹でのお話タイムはまた後で！それより、今はここを出ないと。」
そうだ、戦いはまだ終わってないんだ。
『みんな……
最後まで、気を引き締めて行くぞ！！』
全員「おぅ！！」
ここから、また新たな生活が始まる＿＿
『兄さん、おかえりなさい。』
「「「「「「ただいま、A。」」」」」」
終わり。
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ずーしく(プロフ) - ももまつ(カラ松girl)さん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！ぜひ、他の作品の感想もお願いします(_ _) (2019年10月18日 9時) (
レス) id: 96346b708a (このIDを非表示/違反報告)
ももまつ(カラ松girl)(プロフ) - ずーしくさん» 短い話だったけど、感動する、良いお話でした！また、作者様の他の作品も見てみます！d(^ω^ ) (2019年4月5日 12時) (レス) id: c97f3faa63 (このIDを非表示/違反報告)
ずーしく(プロフ) - れいさん» れいさん、ありがとうございます！また新しい小説を書いたので、是非そちらも読んでみてください！ (2018年6月17日 16時) (レス) id: 1d9ccb178d (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 最後まで見ましたー！本当ずーしくさんの小説面白いですね！これからも楽しみにしてまっています！ (2018年6月17日 16時) (レス) id: 2a9c9cc493 (このIDを非表示/違反報告)
ずーしく(プロフ) - れいさん» 何回もコメントありがとうございます！れいさんのコメントを見るだけで、とても勇気をもらいます。完結したので、是非最後まで読んでみてください！ (2018年6月17日 16時) (レス) id: 1d9ccb178d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CATHERINE | 作成日時：2018年5月19日 22時
