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〜瑞希side〜
突然全員のスマホが光ったため目を瞑る。
そしてその数秒後、恐る恐る私は目を開けると...
『えっ』
そこにはさっきまで居たファミレスとは違って、辺り一面桜の木が並んだ場所に立っていた。
絵「えっ！ここどこ！？」
奏「さっきまでファミレスに居たのに...」
ま「...きっと、あの光が原因じゃない？」
そうだ！スマホ！
瑞/絵/奏「『...え？』」
するとスマホには“Untitled”と書かれた曲が入っていた。
絵「ど、どうして音楽プレーヤーにUntitledって曲が入ってるのよ！」
奏「わ、分からない。」
絵「しかも、再生ボタンを押しても止まらない！」
『えっ！じゃあ僕達閉じ込められたってこと！？』
ま「そういうことだね。」
ど、どうするのよ！まだ作業が残っているのに...
「何処だここはぁぁぁぁぁ！！」
すると突然、聞き慣れた声が聞こえてきた。
『今の声...司先輩！？』
絵「え？司先輩？」
『行こ！』
絵「えっ！ちょ、どこに行くのよ瑞希！」
・
〜類side〜
相変わらず、司くんの声は良く響くなぁ。
寧「司、うるさい。」
司「なっ！うるさいとは何だ！！」
寧「もう、本当にうるさい。ってか、ここは一体何処なのよ...」
さっきから音楽プレーヤーに入っている“Untitled”の再生ボタンを押しても止まらず再生し続けているってことは、多分ここは別のセカイだ。
それにしても、何で僕達はここに連れてこられたんだろ？
瑞「あ、やっぱり！」
すると、背後から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
『瑞希...』
寧「暁山さん...！」
司「おぉ！暁山ではないか！」
鳳「ヒッ！」
ま「鳳さん...」
まさか瑞希達がここに居たとはね...
奏「初めまして、宵崎奏です。」
絵「東雲絵名です。」
瑞「絵名はね、弟くんのお姉さんなの！」
司「む！君、彰人のお姉さんなのか！？」
寧「あの二重人格の...」
え「うわぁ！お友達が増えた！よろしくね、奏ちゃん！瑞希ちゃん！」
瑞「よろしく！」
奏「よろしく。」
さて、自己紹介は終わったかな？
『これからどうするかね？』
瑞「とりあえず、この場所を探索してみる？」
え「冒険！？」
司「その選択しか無さそうだな。」
え「やったぁ！！」
僕達はその場から移動しようとすると...
彰「げっ」
その近くには、東雲くん達が立っていた。
・
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作者名：CATHERINE | 作成日時：2022年7月11日 20時
