謎のゲーム【JW】 (ページ26)

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25話ページ26

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中「俺と、付き合ってや。」

え？

『淳太、何を言うてるんや？』

中「そのまんまの意味やけど？」

そのまんまの意味って……

え、ほんなら、淳太は俺のことが好きやったっこと？

せやから、俺と身体を重ねたってこと？

中「別に断ってもええんやで。」

『お、俺は……』

俺は、メンバー全員が好き。

けど、その好きは恋愛の方やない。

ただの友達として、メンバーとして好きなだけ。

せやから……俺は……

『やっぱり、誰も好きになれへん。』

中「大毅……」

ギュッ

中「ほんなら、大毅が俺を好きになるまで、俺が大毅にアピールをする。」

『え？』

中「それでもし、大毅が俺を選んだら……付き合お。」

『つき、あう？』

中「そう。ほんで、もし大毅が俺を選ばんかったら、俺は大毅のことを諦める。」

『諦める……』

中「俺、ほんまに大毅のことが好きやねん。せやから、アピールぐらいはさせてや。」

仕事以外では見せない真剣な顔。

本気で淳太は、俺にアピールをする気やろう。

小瀧にはほんまに申し訳ないことかもしれんけど、俺は、本気で俺にアピールする淳太の姿が見たい。

『ええで。』

中「えっ」

『ん？』

中「ほんまに、ええの？」

『ええって言うてるやん。』

中「だいき～！ありがとう！」

『うわっ！く、苦しい！そんな強く抱きつくな淳太！』

中「だって、断られると思ったんやもん。」

『女子か！！』

中「あかん、眠なってきた。」

『えっ、寝ないでな…って、もう寝とるし。』

まぁ、たまには淳太と一緒に寝るのも有りやろな。

俺も疲れたし、寝るか。

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小「絶対、淳太には渡さへん。しげは…いや、大毅は俺のもんや。」

小「俺も全力でアピールするから、覚悟しろよな、大毅。」

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