【閲覧注意】心霊スポット行ってみた ページ6
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シ「どうもフィッシャーズのシルクです!」
ン「ンダホ!」
ぺ「ぺけ」
モ「モトキ!」
マ「マァサイ」
貴「ナナシ…」
シ「今日はですね、久しぶりに心霊動画ということで…気分はどうですか?」
貴「最悪です」
時を遡ること一時間前。
シルクが「今日は外で撮る」といった合図でみんなンダホ号に乗り込んだ。
夜景でもみに行くのかと思って私は何も疑わずについて行ってしまったのだ。
ちくしょうそれがこのざまさ。
なーんかザカオも前こんな騙され方されてたような。
貴「別に怖いわけじゃないんだけどさぁ…」
シ「ナナシって視えるほうだっけ」
貴「なんていうか…影響が出やすい体質っていうか…」
がっつり見えるわけじゃないけど、気配は感じ取れるぐらい。
心霊系は面倒なことにならないようなるべく避けてきたつもりだったけど。
まじかぁ。まじかぁ。
シ「じゃあとりあえず車から降りましょうか!」
ン「やだよぉ」
貴「ダホと車で待機してるからぁ…」
シ「レッツゴー!」
なんでそんなテンション高いの。
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荒れ放題の雑草を踏みながら、探索して行く。
虫の声が不気味なほどに鳴り響いている。
シ「ここはじさつの名所と言われている雑木林です。一番新しい情報では、女の人が十数年前にここで首を吊って亡くなってます」
モ「ガチもんじゃん」
ぺ「足元危ないねへあっ!?」
貴「ぺけ!?どした!?」
ぺ「…虫ぃ…」
貴「虫かーい」
しばらく前を歩くシルクたちにただついて行った。
ここまでは何も起こらなかったが、少し雰囲気が変わったような。
貴「んー…」
マ「どしたナナシ」
貴「ちょっと肌寒い」
ン「そう?俺は平気だけど」
マ「ん、ほら俺のパーカー着てろ。貸したる」
貴「おん、あんがと」
大人しくマサイのパーカーを着ることにする。
みんな寒くないの?
貴「ねぇやめない?これ以上進むの」
シ「ん、あとちょっと」
貴「んー…」
なんとなく嫌な予感がして、足取りが重くなる。
シルクは経験あるから自衛できると思うけどさぁ…触らぬ神に祟りなしとかだっけ?
やめといたほうがいいと思うんだけど。
シ「あ、」
貴「なに」
シ「ここだ、じさつがあった場所」
目の前には樹齢何百年ともありそうな大きな木がそびえ立っていた。
ここで、人が…。
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作者名:翡翠 | 作成日時:2018年4月14日 16時