one way

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side：you









「 それでコロッと樹に堕ちたってこと？ 」






『 そういう言い方しないでよ。、、好きになったわけじゃないし、 』






「 ふーん？ 」









あれから数日いっちゃんとは変わらず連絡は取り合っていて





けど、ひとつ変わったことがあって









『 そういうことやっぱ直に聞いたら意識してしまうじゃん？、 』






「 でも、薄々は気づいてたんやろ？ 」






『 まあ、 』













『 って、なんで壱馬までいんの 』






「 たまたまオフやった 」






『 呼んでない 』









翔平に集合をかけたはずが何故か元カレの壱馬まで着いてきて









「 別に、樹のこと好きになってもええとは思うけどな 」






『 それをさ、元カノに言うってどういう気持ちなの 』






「 んー、もう好きやないからなんとも思わんな 」






『 だろうね 』









あっさりしているからこそこうやって相談も出来てしまうのかもしれない









「 まあ、俺はAが好きなごとするのが1番やと思う 」






『 しょーへー 』






「 ん？ 」






『 それが分からなくて呼んだんだよ 』









相変わらず噛み合わない話に呆れる









「 樹はAんこと、受け入れてくれるはずばい 」






『 んー、それでいっちゃん傷付けたら嫌 』





















大切ゆえに、手の届きそうな1歩が踏み出せない









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次回更新で完結します


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