one way

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「 いっちゃんんんんんんん ！！！ 」






『 うわっ、、お疲れ 笑 』






「 聞いて 」







『 何 笑 』






「 今から振られてくる ！！ 」









ジムのシャワールームからでてきたAと出会ったと思ったら走って飛びついて来て一言目がこれ









「 また連絡するね ！ ばいばーい 」









言いたいことを言って風のように去っていったA









『 振られてくるって、なんだよ、、 笑 』









どうせ何時間か後にはまこっちゃんかAから連絡が来るだろう、って思っていると



案の定まこっちゃんから

樹さん○○まで来てください

っていう端的な連絡が









『 やっぱり、 』









店に向かうと外ではまこっちゃんとAが話していて









『 A 』






「 え ？！ いっちゃん ！ 」






『 迎え来てやった 』






「 私呼んでな、、まこっちゃんが ？ 」






「 まあ 」






「 出来男だね 〜 流石っ ふぅ ！ 」






「 きもいからやめて 笑 」






「 ちょっと ！ なにそれ 笑 」









思っていた程落ち込んではいないように見えたけど


実際はまこっちゃんの前では泣きたくないだけなんだろう









『 帰ろ、寒い 』






「 あっうん。じゃあまた飲みいこ 」






「 おう、いつでも 」






「 樹さんも、ありがとうございます 」






『 別に、気にせんとって 』









家が反対のまこっちゃんがタクシーに乗るのを見送っているAの顔は少し寂しそうで









『 、、強がり 』






「 、、、そんなことないもんっ、 」






『 家まで我慢して。帰ったら好きなだけ泣いていいから 』






「 泣いてないもんバカ 」









今にも涙が流れそうなAの手を取って家へと急いだ

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