遊園地デート・アクシデント ページ8
ミゼリ｢････そう。棺桶が突然･･･｣
メリド｢おかしいなぁ。不備がないかどうか事前にチェックしたはずなのに｣
A｢まぁ幸い怪我はないから大事にはならんだろう｣
ミゼリ｢･･･だといいんだけど｣
A｢では失礼する。あまり長居すると混むからな｣
メリド｢ああ、うん。気を付けてね〜！｣
Aとジュダは奥へと進んだ。
＿＿＿
ジュダ｢･･･A｣
A｢ん？｣
ジュダ｢そこに座れ｣
A｢？ああ････｣
Aは恐ろしいデザインの椅子に座ると、ジュダは彼女の右足首を強く掴んだ。
A｢痛っ･･･！｣
ジュダ｢････歩き方がおかしいと思っていたが、やはりな｣
A｢･･･すまん。避けた後、棺の角に当たったんだ｣
ジュダ｢なぜ隠した？｣
A｢･･････｣
気まずそうに黙った後、ゆっくり口を開いた。
A｢･･･こういう所に、お前と来れた日を････台無しにしたくなかったから･･･｣
ジュダ｢････｣
A｢･･･怪我の心配はしなくていい。どうせすぐ＿＿＿｣
治る、と言おうとする前にAはジュダに抱き上げられた。
A｢！｣
ジュダ｢･･･お前という奴は･･･｣
何か言いたげだったが、何も言わずに歩きだした。
ジュダ｢････出口まではこのままで行く。絶対に降ろさんからな｣
A｢･･････｣
驚きのあまり声も出なかったが、やがて落ち着いたのか、静かに言った。
A｢･････････････ありがとう｣
ジュダ｢････････フン･･･｣
と、その時＿＿＿＿
A(････あれ？)
Aは何かの気配を感じた。
A(気のせい･････か？)
＿＿＿＿
ミゼリ｢あら？｣
メリド｢ミゼリコルデちゃん、どうしたんだい？｣
ミゼリ｢棺桶がもう1つあるの｣
それはメリドが入っていた棺桶の後ろに、蓋が開いた状態であった。
ミゼリ｢一体誰が置いたのかしら･･･｣
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雪碑(プロフ) - 気に入っていただきありがとうございます！ 更新頑張ります！ (2017年10月23日 18時) (
レス) id: 573d72c9bf (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - 面白くて大好きです！頑張ってください！ (2017年10月23日 18時) (レス) id: 8fd261922c (このIDを非表示/違反報告)
雪碑(プロフ) - はい！応援ありがとうございます！ (2017年2月8日 21時) (レス) id: 573d72c9bf (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - いつも見てます！これからも頑張ってください！ (2017年2月8日 20時) (レス) id: e8d0bc4e87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪碑 | 作成日時：2017年2月2日 18時
