恵まれぬ運 ページ35
※あの後ジュダが迎えに来てくれたんだが、アイツいつから起きてたんだ？byA
A｢ん････？｣
自室にいたふと、Aは右手に違和感を覚えて手袋を外すと、掌に1つの大きな引っ掻き傷があった＿＿＿＿＿＿＿。
＿＿＿
Aは暗い面持ちで人気の無い路地裏を走った。
A(まずいな････このままだと)
？｢ラッキープレゼント！｣
A｢？｣
突如、上空から光が降り注ぐと、目の前に白い翼と黒い翼を生やした少女が現れた。
？｢どう？ラッキーになれた？｣
A｢えっと･･･？｣
？｢マール、いきなりそんな事をしたらダメだろ｣
直後に少女と同じ翼を生やした男がやってきた。
マール｢だってガレア〜。この人綺麗な顔してるのに表情暗かったんだもん｣
ガレア｢全く･･･すまん、驚かせたな。俺はガレア、こっちはマール。俺達は運を司る天使だ｣
A｢ああ、なるほど････私はAだ｣
ガレア｢Aか。よろしく｣
マール｢で、どうだった？｣
マールは笑顔で尋ねるが、Aは神妙な顔付きで答えた。
A｢よく、分からない｣
マール｢あれ〜？あんまラッキーじゃない？じゃもう1回！｣
ガレア｢おいマール｣
マール｢ラッキープレゼント！｣
再びマールの光が降り注ぐ＿＿＿が、それはすぐに消えた。
ガレア｢何？｣
マール｢え〜！？何で！？何で消えちゃうの！？｣
A｢･･･よく分からんがすまない、急いでいるものでな。また今度｣
Aは再び走り出した
マール｢ねぇガレア、何でラッキーあげられないの？｣
ガレア｢･･･恐らく、彼女の中に『運の概念』が通用しない何かがあるのかもしれない｣
＿＿＿
オモチ｢全くルーナめ･･･ん？｣
夜中、オモチは城壁の上に座るAを見つけた。
オモチ｢何をしているんだA嬢？｣
A｢･･･オモチか。ちょっとな｣
オモチ｢遅くまで起きてると体に良くないぞ｣
A｢オモチ｣
オモチ｢む？｣
A｢どんな事があっても､彼らを守れるか？｣
オモチ｢我は神獣だぞ。それくらい楽勝だ｣
A｢そう･･･なら良かった。じゃあ、お休み｣
オモチ｢？･･･可笑しなA嬢だ｣
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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雪碑(プロフ) - ありがとうございます！確かにそうですね。いくら30000年も生きてるとはいえ、日常生活にまで影響出てますしね。 (2016年12月25日 14時) (
レス) id: 573d72c9bf (このIDを非表示/違反報告)
雪碑(プロフ) - いいんですか？ありがとうございます！ (2016年12月19日 13時) (レス) id: 573d72c9bf (このIDを非表示/違反報告)
雪碑(プロフ) - あの神竜ちゃんが出る小説ですか？ぜひお願いします！読んでみて面白かったので♪ (2016年12月19日 2時) (レス) id: 573d72c9bf (このIDを非表示/違反報告)
雪碑(プロフ) - はい♪応援ありがとうございます！ (2016年12月18日 23時) (レス) id: 573d72c9bf (このIDを非表示/違反報告)
たあ - 面白いですね！(^^)これからも頑張ってください！ (2016年12月18日 23時) (レス) id: f06e5483d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪碑 | 作成日時：2016年12月11日 17時
