双獣の過去 その4 ページ18
A｢････？何が入っている？｣
子供｢フフフ、開けてみて｣
子供が悪戯っぽく笑ったのを見た後、私は袋を開けた。
A｢これは･･････っ！｣
＿＿＿＿＿入っていたのは、形の整った、青く光る大きな結晶だった
子供｢驚いた？昨日ね、吹雪の中を歩いてた時に見つけたんだ。それ、お姉さんにあげるよ。ご飯を分けてもらったお礼に｣
A｢･･･こんな高価な物、私には必要ない。売って生活の足しにでもしろ｣
子供｢僕はお姉さんに貰って欲しいのっ｣
子供の純粋な目は、真っ直ぐに私を見ていた。
A｢･･･････････分かった｣
子供｢ありがとう！それ、大事にしてね！｣
その後、子供は私に手を振りながら、両親と共に村へ帰っていった。
それから何年かして、私は狼兄妹＿＿＿正確には兄の方と出会い、しばしば行動を共にした。
そして私は、『彼』との再会を果たした。
〜〜
ザッ、ザッ･･････と草を踏みながら、木の上で寝ていた私の所に、ジュダと名乗ることになる男が来た。
ジュダ｢起きてるか？｣
A｢ああ････何のyΣわっ！｣
突然、彼が木を蹴ったせいで揺れた木から私は落ちたが、下にいた彼が、横抱きにするように受け止めた
A｢････っ、危ないじゃないかっ｣
ジュダ｢すまんな｣
彼は謝罪した後、丁寧に私を下ろした。
A｢お前、今のはどういうつもりだ？｣
ジュダ｢ジュダ｣
A｢？｣
ジュダ｢これからの俺の名だ｣
A｢･･･？どういうこt｣
？｢お姉さん！！｣
A｢Σきゃあ！｣
突如見知らぬ男に抱きつかれ、私は反射的に男の顔にガンッ！と、手刀を決めた。
？｢痛った〜〜･･･｣
ジュダ｢･･････｣
A｢･･･今の････まさか貴方は｣
私の脳裏に、かつての子供の姿がよぎると、男はすぐに立ち上がって、私の手を握った。
青年｢良かった！覚えててくれたんだね！｣
ジュダ｢お前達は知り合いなのか？｣
A｢あ、ああ･･･｣
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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雪碑(プロフ) - ありがとうございます！確かにそうですね。いくら30000年も生きてるとはいえ、日常生活にまで影響出てますしね。 (2016年12月25日 14時) (
レス) id: 573d72c9bf (このIDを非表示/違反報告)
雪碑(プロフ) - いいんですか？ありがとうございます！ (2016年12月19日 13時) (レス) id: 573d72c9bf (このIDを非表示/違反報告)
雪碑(プロフ) - あの神竜ちゃんが出る小説ですか？ぜひお願いします！読んでみて面白かったので♪ (2016年12月19日 2時) (レス) id: 573d72c9bf (このIDを非表示/違反報告)
雪碑(プロフ) - はい♪応援ありがとうございます！ (2016年12月18日 23時) (レス) id: 573d72c9bf (このIDを非表示/違反報告)
たあ - 面白いですね！(^^)これからも頑張ってください！ (2016年12月18日 23時) (レス) id: f06e5483d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪碑 | 作成日時：2016年12月11日 17時
