検索窓
今日:12 hit、昨日:7 hit、合計:36,396 hit

特務少尉と大将 その1 ページ48

カモメ「今日も疲れました〜〜ってきゃあ!」



宿舎の近くを歩いていたカモメは誰かとぶつかった。



カモメ「いたた〜〜・・・」


?「大丈夫か?」


カモメ(あれ?この声・・・)



カモメは顔を上げた



カモメ「あ、ああ貴方は!!!」


A「・・・ナルミか」



Aはカモメを引っ張り起こす



カモメ「すすすみません!2度もA大将の手を煩わせてしまい!」


A「気にするな。あと出来れば名前で呼んでくれ」


カモメ「Σえっ!良いのですか!?」


A「ああ」


カモメ「あ、ありがとうございます!」



カモメは深々と頭を下げてお礼を言った。
が、名前を呼ぼうにも大した話題が思い浮かばない。



カモメ(どどど、どうしよう!?つまらない話したら飽きられそうだし、かといってこのまま黙ってるわけにはいかないし!)



そんな彼女の心中を察したのか、Aはカモメに話しかけた。



A「ナルミ」


カモメ「は、はいっ!何でしょう!?」


A「そんなに緊張しなくていい。近くの店で紅茶でも飲みながらゆっくり話すとしよう」


カモメ「は、はい!!喜んで!」



___




カモメ(何で了承しちゃったの私ーーー!?)



先程、意気揚々と返事をしたカモメは現在、どういうわけか自分を責めていた。



というのも、目の前にいるAの紅茶を飲んでいるの姿があまりにも様になっていたからだ。



カモメ(ま、眩しい・・・・!目が合わせられない!)


A「ナルミ」


カモメ「はははい!何でしょうか!?」



カモメは緊張し過ぎて可笑しな返事をしてしまったが、Aは大して気にすることなく言葉を続けた。



A「貴方の事はジュダとルーナから聞いている。2人が世話になったようだな。
ありがとう。私がいない間、彼らの相手をしてくれて」


カモメ「い、いえっ!そんな、大した事では・・・」


A「礼と言ってはなんだが、何か悩みは無いか?相談役になろう」


カモメ「そそんな!私如きがお悩み相談なんて」


A「肩書きなど気にするな」


カモメ「えっと、では・・・」

特務少尉と大将 その2→←Fate of beast・解説


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

ディーンの写真

ラッキーカラー

あずきいろ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪碑 | 作成日時:2016年11月23日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。