特務少尉と大将 その1 ページ48
カモメ「今日も疲れました〜〜ってきゃあ!」
宿舎の近くを歩いていたカモメは誰かとぶつかった。
カモメ「いたた〜〜・・・」
?「大丈夫か?」
カモメ(あれ?この声・・・)
カモメは顔を上げた
カモメ「あ、ああ貴方は!!!」
A「・・・ナルミか」
Aはカモメを引っ張り起こす
カモメ「すすすみません!2度もA大将の手を煩わせてしまい!」
A「気にするな。あと出来れば名前で呼んでくれ」
カモメ「Σえっ!良いのですか!?」
A「ああ」
カモメ「あ、ありがとうございます!」
カモメは深々と頭を下げてお礼を言った。
が、名前を呼ぼうにも大した話題が思い浮かばない。
カモメ(どどど、どうしよう!?つまらない話したら飽きられそうだし、かといってこのまま黙ってるわけにはいかないし!)
そんな彼女の心中を察したのか、Aはカモメに話しかけた。
A「ナルミ」
カモメ「は、はいっ!何でしょう!?」
A「そんなに緊張しなくていい。近くの店で紅茶でも飲みながらゆっくり話すとしよう」
カモメ「は、はい!!喜んで!」
___
カモメ(何で了承しちゃったの私ーーー!?)
先程、意気揚々と返事をしたカモメは現在、どういうわけか自分を責めていた。
というのも、目の前にいるAの紅茶を飲んでいるの姿があまりにも様になっていたからだ。
カモメ(ま、眩しい・・・・!目が合わせられない!)
A「ナルミ」
カモメ「はははい!何でしょうか!?」
カモメは緊張し過ぎて可笑しな返事をしてしまったが、Aは大して気にすることなく言葉を続けた。
A「貴方の事はジュダとルーナから聞いている。2人が世話になったようだな。
ありがとう。私がいない間、彼らの相手をしてくれて」
カモメ「い、いえっ!そんな、大した事では・・・」
A「礼と言ってはなんだが、何か悩みは無いか?相談役になろう」
カモメ「そそんな!私如きがお悩み相談なんて」
A「肩書きなど気にするな」
カモメ「えっと、では・・・」
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作者名:雪碑 | 作成日時:2016年11月23日 19時