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Fate of beast 20〜燃える剣〜 ページ22

ディーン「〈竜の国〉だって・・・!?」



ディーンは驚きのあまり目を見開いた。。
なぜなら『竜の国』は連邦加盟国ではないため、この戦いに関わる理由が無いはずだからだ。



ゲオルグ「ああ。所で君は?」


ディーン「あ、ああ。俺は『剣の国』の剣聖騎士団総長のディーンだ」


ゲオルグ「なんと、君も騎士団の長なのか。人は見かけによらないな」


ディーン「・・・それって褒めてるのか?」


ゲオルグ「ん?ああ」


ディーン「そうか!ありがとな!」



先程までのフラフラっ振りが一気に吹き飛び、ディーンは元気になった。



ゲオルグ「・・・・・・」


カグツチ「全く、妙な奴を助けてしまったな」


ディーン「すげぇ!このドラゴン喋んのか!?」



賑やかな雰囲気の中、亡霊がゆっくり立ち上がった。



亡霊「成る程。貴様が其奴の守護者ということか」


ゲオルグ「守護者だと?」


カグツチ「なんの事だ?」


ディーン「いや、なんていうか、あいつが勝手に英雄だか試練だか言って一方的に攻めてきたんだよ」



その亡霊の方はというと、いつの間にか像の前に戻っていた。



亡霊「これより試練を始める。新たなる英雄と守護者よ、我を倒してみよ」


カグツチ「・・・どうやら考えてる暇は無さそうだな」


ゲオルグ「そうだな」


ディーン「よし、じゃあ行くぞ!」



ディーンはソウルを周囲にまとって亡霊へと突っ走った。



ディーン「“炎聖剣”!!」



ディーンの神気剣が亡霊に襲いかかり、亡霊は防ぎきれずに一太刀食らった。



ゲオルグ「“竜王炎舞刹”!!」



そこへすかさずゲオルグとカグツチが突っ込み、亡霊は炎に包まれた。



亡霊「見事であった・・・『鍵』を持っていくがよい」



亡霊は剣を落として降伏した後、光に包まれて消えた。すると像が後ろに下がり、そこから謎の石が出てきた。



ディーン「何だこりゃ?」


ゲオルグ「『鍵』・・・と言っていたな」



ゲオルグは石を手に取った。
よく見ると、石には赤い字で『剣』と書かれていた。



ディーン「まぁ何にせよ、これで試練ってのはクリア出来たみたいだな。よし!行くか!」


ゲオルグ「うむ、こうなったら俺も同行するとしよう」



2人と1匹は無事試練を終え、『鍵』を手に入れて森の方へと向かっていった。

Fate of beast 21〜砕く杖〜→←Fate of beast 19〜法王の問い〜


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  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

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ディーンの写真

ラッキーカラー

あずきいろ


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作者名:雪碑 | 作成日時:2016年11月23日 19時

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