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Fate of beast 2〜呼び出し〜 ページ3

ジュダ「・・・何とか決まったな」


A「ああ」



Aとジュダは戦いの準備をすべく、『アルカヌル』へと向かう



ルーナ「あ、Aーー!兄さーーん!会議お疲れ〜」



途中でルーナとオモチに会った。



A「ああ。貴方達もお疲れだな」


ルーナ「ホントだよー。皇帝陛下の護衛とはいえただ突っ立ってるだけだし、会議は煩いし」


オモチ「我はルーナの中にいなければならんしな。全く窮屈でならん」



ルーナとオモチはそれぞれ愚痴った。



ルーナ「元老院とか色んな組織があるけどさ、殆どAのお陰で成り立ってるようなもんだし」


ジュダ「・・・否定はせんが」


A「買い被りすぎだ」


ルーナ「事実だよっ。あ、そうだ」



ルーナは何かを思い出したように言った。



ルーナ「皇帝から二人を連れてきてほしいって言われてたんだった。ってことで今すぐ来てくんない?」


A「分かった」


ジュダ「ああ」



彼らは皇帝の自室へと向かった。



___




皇帝の自室にて___



皇帝「A〜〜もう行っちゃうの〜?まだ帰ってから一月しか経ってないのにー!」


A「・・・」←沈黙


オモチ「・・・」←絶句


ジュダ「・・・」←冷たい視線


ルーナ「・・・」←イライラ



Aは入って早々、皇帝に抱きつかれた。



ルーナ「・・・失礼ながら皇帝陛下、既に会議で決定したことでございますので、どうかご了承ください。それとA大将から離れてくださいませ」


皇帝「敬語外していいよ」


ルーナ「では改めて・・・いつまでもグヂグヂ文句言ってんじゃねーよ!!あとAから離れろやこの変態野郎!!!!」



ルーナが槍を振り回しながら皇帝に迫った。



皇帝「わぁータンマタンマ!!暴力は良くないよ!」


ジュダ「食らいたくなければ離れろ」



ジュダが皇帝をAから強引に引き剥がした。



オモチ「・・・いつもああなのか?」


A「まあな」


ルーナ「ほら!今日はそんなことをするために呼んだんじゃないでしょ!」


皇帝「うう〜分かってるよ〜・・・A、ジュダ」



皇帝は姿勢を改めて、2人に向き直る。



皇帝「必ず生きて帰ってくるんだよ」


A・ジュダ「「・・・はっ」」



2人は返事をした。

Fate of beast 3〜戦闘準備〜→←Fate of beast 1〜始まり〜


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作者名:雪碑 | 作成日時:2016年11月23日 19時

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