狼の神獣 その1 ページ38
ある日のこと
兵士9「___と、以上が本土からの通達です」
Aは大将としての職務に勤しんでいた。
兵士9「いかがなされますか?」
A「・・・1番隊と2番隊を現地に派遣して調査しろ。万が一に備えて3番隊と4番隊もな」
兵士9「はっ!」
兵士が退室すると同時にAは手元の書類に目を通す。
ジュダ「今日はどこまでやる?」
A「そうだな・・・丁度切りがいいからここまでやろう」
因みに二人が見てる書類は皇帝がサボったものである←
余りにも量が多いため、小分けにしているのだ。
ジュダ「・・・切りはいいが多くないか?」
A「確かにな。だがここまでやればやっと残り半分になるぞ」
ジュダ「それはそうだがそろそろ休憩にしないか?朝から働き詰めだろう。たまには外の空気を吸った方がいい」
A「・・・・・・そうしたいのは山々だが」
Aは天井を仰ぐ。
A「立場上そう簡単に外出出来ない身だからな・・・何かこう、用事が出来ればいいんだが」
すると、扉の外から賑やかな声がした。
兵士10「お、お待ちください!今すぐA大将に確認しますので・・・」
?「え?何?A大将帰ってきたの!?うわっはああああああい!やったああああ!!」
?「おい!こんな所ではしゃぐな!」
?「確認なんていいから開けるよ!」
?「我を無視するな!」
兵士11「ああちょっと!」
兵士達の対応も虚しく、扉は強引に開かれた
?「失礼しまーーーーーーーーす!!!!」
入ってきたのは15、6歳程と思われる可愛らしい少女だった。
少女の周りには白い毛玉のようなものが浮いていた。
A「何だ、ルーナにオモチか」
ルーナ「わぁ!ホントだ!本当にA大将だ!」
ジュダ「・・・誰が勝手に入っていいと言った」
ルーナ「あ、兄さんいたの?」
オモチ「今頃気付いたのか・・・」
兵士10「す、すみませんA大将!ジュダ大佐!すぐに出させますので!」
A「いい。私が呼んだ」
兵士10「え?そうなのですか?あ、いえ失礼しました」
兵士はあっさり退室した。
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作者名:雪碑 x他1人 | 作成日時:2016年11月6日 20時