検索窓
今日:15 hit、昨日:4 hit、合計:92,073 hit

狼の神獣 その1 ページ38

ある日のこと




兵士9「___と、以上が本土からの通達です」



Aは大将としての職務に勤しんでいた。



兵士9「いかがなされますか?」


A「・・・1番隊と2番隊を現地に派遣して調査しろ。万が一に備えて3番隊と4番隊もな」


兵士9「はっ!」




兵士が退室すると同時にAは手元の書類に目を通す。



ジュダ「今日はどこまでやる?」


A「そうだな・・・丁度切りがいいからここまでやろう」




因みに二人が見てる書類は皇帝がサボったものである←
余りにも量が多いため、小分けにしているのだ。




ジュダ「・・・切りはいいが多くないか?」


A「確かにな。だがここまでやればやっと残り半分になるぞ」


ジュダ「それはそうだがそろそろ休憩にしないか?朝から働き詰めだろう。たまには外の空気を吸った方がいい」


A「・・・・・・そうしたいのは山々だが」



Aは天井を仰ぐ。



A「立場上そう簡単に外出出来ない身だからな・・・何かこう、用事が出来ればいいんだが」



すると、扉の外から賑やかな声がした。



兵士10「お、お待ちください!今すぐA大将に確認しますので・・・」


?「え?何?A大将帰ってきたの!?うわっはああああああい!やったああああ!!」


?「おい!こんな所ではしゃぐな!」


?「確認なんていいから開けるよ!」


?「我を無視するな!」


兵士11「ああちょっと!」



兵士達の対応も虚しく、扉は強引に開かれた



?「失礼しまーーーーーーーーす!!!!」



入ってきたのは15、6歳程と思われる可愛らしい少女だった。
少女の周りには白い毛玉のようなものが浮いていた。



A「何だ、ルーナにオモチか」


ルーナ「わぁ!ホントだ!本当にA大将だ!」


ジュダ「・・・誰が勝手に入っていいと言った」


ルーナ「あ、兄さんいたの?」


オモチ「今頃気付いたのか・・・」


兵士10「す、すみませんA大将!ジュダ大佐!すぐに出させますので!」


A「いい。私が呼んだ」


兵士10「え?そうなのですか?あ、いえ失礼しました」



兵士はあっさり退室した。

狼の神獣 その2→←帝国の祭壇


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー白猫アイテム

シャルのビーフ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.7/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
62人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪碑 x他1人 | 作成日時:2016年11月6日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。