帝国編10 ページ23
カンカンカンカンカンカン!!!
全「「「!?」」」
キャトラ「何なに!?何の騒ぎ!?」
カレン「一体何事だ!」
兵士1「大変だああああ!!」
兵士2「おい何があった!?」
兵士1「〈闇〉が、〈闇〉が攻めてきた!!」
全「「「「「!!!!」」」」」
平和な日々に突如現れた驚異。
それは一行から離れたジュダの耳にも届いていた。
兵士3「報告致します!」
ジュダ「何があった」
兵士4「〈闇〉が我らが帝国に攻めてきました!」
ジュダ「___!」
〈闇〉___正確には〈闇〉によって凶暴化した魔物達が『アルカヌル』に迫っていた。
リアム「おい!あの魔物ども、他の島に目もくれずにこっちに来っぞ!?」
クライヴ「どうなってるんだ!?」
ディーン「考えてもしょうがない!俺達も加勢しよう!」
カレン「ああ!」
メグ「街の方はメグ達に任せるお!」
ソフィ「私達は住人の皆様を非難させます!」
シャル「てめーらくたばんじゃねーぞ!」
ウォルター「急ぎましょう!」
キャトラ「非難が終わったらすぐに駆けつけるわ!」
アイリス「皆さんどうかご無事で!」
センリ「(真剣)」
魔物の進入を防ぐ者と住人を非難させる者に分かれ、一行は行動を開始した。
___
ジュダ「・・・」
『アルカヌル』の岬から、ジュダは魔物の大群を見つめていた。
否、睨んでいた。
彼の目には、地の底より深い憤怒と殺意が宿っていた。
ジュダ「血肉を貪りし魔獣よ____
心を汚せし魔障よ_____
地より湧き出し毒虫よ___
我が皇帝の地であり、そして___」
ジュダは黒く猛々しい狼に変身する。
ジュダ『Aの居場所を穢すものは、全て葬ってやろう___!』
ーーーーーーーーーー
解説
アルカヌルとはラテン語で神秘という意味です。
ジュダとAはミステリアスなので島とかも落ち着いた感じにしました。
って事で最後の方ですが、これ完璧ジュダ怒ってますね(笑)
帝国編ではAの出番が無い代わりに、ジュダのAへの想いを密かに書こうと思います。
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作者名:雪碑 x他1人 | 作成日時:2016年11月6日 20時