45粒 ページ10
Noside
獄「十代目……」
山「心配し過ぎだぜ獄寺」
笹「そうだぞ!沢田は極限に強い男だ!」
獄「んなこた分かってるっての!ってかそれより───」
獄寺はAの方に目を向けた。
獄「何で分身もう一体出してんだよおめーは!」
貴「撹乱のためよ」
獄「だとしても本体と区別出来ねーよ!」
笹「確かに、極限に似すぎてどっちがどっちだか分からんな」
貴3「そう言われても、どっちも同じ『私』だから区別も何も無いわ」
獄「またワケ分かんねーこと抜か───」
と、その時、メローネ基地が大きく揺れ、獄寺達がいる通路が大きく揺れた。
獄「掴まれ!山本!」
山「獄寺……!」
獄寺はラルを背負う山本に手を差し伸べたが、上からブロックらしきものが降りてきたため、獄寺がそれに腕を挟まれる前に笹川が彼を引っ張り上げた。
獄「何しやがる芝生頭!」
笹「落ち着け!あのままじゃ挟まれてたぞ!」
獄「けど……!」
貴?「大丈夫よ」
と、二人の後ろにいたA───本体か分身かは分からないが───が言った。
貴?「山本武とラル・ミルチの方に私を作った方の私がいるわ。私達はそれぞれの感覚を共有することが出来るの」
笹「何?ということは……」
貴3「あの二人と沢田綱吉が無事であることが分かるわ」
獄「ホントか!?ホントに十代目とアイツらは無事なんだな!?」
貴3「えぇ。だから落ち着きなさい。無理なら直接頭を冷やしてあげる」
獄「わ、分かったっての!」
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雪碑(プロフ) - 尾崎紅葉さん» ありがとうございます!頑張って更新していきます! (2018年6月7日 9時) (レス) id: b7292c31eb (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - イエイッ!!!!ありがとうございます!楽しみにしてます! (2018年6月7日 8時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
雪碑(プロフ) - 尾崎紅葉さん» 一応、原作のラストの後にオリジナルのストーリーをやって終わらせる予定です。 (2018年6月6日 22時) (レス) id: b7292c31eb (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - この小説って、代理戦まで続きますか?! (2018年6月6日 21時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
雪碑(プロフ) - 黒猫♪♪さん» ありがとうございます!今後も頑張って更新していきます! (2018年5月6日 16時) (レス) id: 12c252c2e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪碑 | 作成日時:2018年5月1日 23時