67粒 ページ32
貴「話はもう終わった?」
と、隔離装置から出てきたAは分身のAからリングと匣を受け取ると、分身のAが砕けた。
ツ「って、そっちのリングと匣が本物だったんですか!?」
貴「えぇ。もしもの時のためにすり替えたの。所で入江正一、ちょっといいかしら?」
入「あ、はい!何!?」
何故か一瞬、今のAに対し敬語になる入江。
貴「さっきのトゥリニセッテの話では雪のリングについては触れてなかったけど、結局どうして白蘭という男は私のことを狙うの?」
入「そ、それは多分、研究目的とかじゃないかな?雪属性は本当にイレギュラーだから、トゥリニセッテにもどう影響するのか分からないし」
貴「そう」
入「こっちからもその、一ついいかな?」
入江は背後で睨む雲雀の視線を気にしながら、恐る恐る聞く。
入「確認なんだけど、君が本物のAさんで合ってるよね?」
貴「一応そうだけど、それが何か?」
入「世界各国に君とそっくりな子が目撃されてるって情報が何件も来てたんだけど……」
貴「あぁ、それね。それは全部『私』よ」
ツ「Σええ!?」
獄「ちょっと待て!お前が作ったのって二人じゃなかったか!?」
貴「この基地ではね。外には最初に来た時、情報収集のために作った百人規模の『私』が居るわ」
ツ「ひゃ、百人!?」
貴「その内……そうね。丁度二人、イタリアに居るわ。いつかの暗殺者達と一緒にね」
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雪碑(プロフ) - 尾崎紅葉さん» ありがとうございます!頑張って更新していきます! (2018年6月7日 9時) (レス) id: b7292c31eb (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - イエイッ!!!!ありがとうございます!楽しみにしてます! (2018年6月7日 8時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
雪碑(プロフ) - 尾崎紅葉さん» 一応、原作のラストの後にオリジナルのストーリーをやって終わらせる予定です。 (2018年6月6日 22時) (レス) id: b7292c31eb (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - この小説って、代理戦まで続きますか?! (2018年6月6日 21時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
雪碑(プロフ) - 黒猫♪♪さん» ありがとうございます!今後も頑張って更新していきます! (2018年5月6日 16時) (レス) id: 12c252c2e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪碑 | 作成日時:2018年5月1日 23時