炎の世界に舞い降りし氷の乙女＊氷柱＊

69粒 ページ34

マフラーの方改め、四人目のAは先頭のフランにナイフを刺しまくってるベルフェゴールの後をついていく。





　



　









フ「いい加減刺すの止めてくださーい。A姉さんも見てないで止めるよう言ってくださーい」


貴4「喋れる余裕がある程度のものでしょう？それくらい我慢なさい」


ベ「そうだそうだ。我慢して死ね」


フ「うー、姉さんスパルタですー。そして堕王子マジ死ね」




　






　




　
などという会話中、当然のことながらフランの背中に何本ものナイフが刺さる。







　






　





その後、隠れていたミルフィオーレの部隊を嵐属性の匣兵器“嵐ミンク(ヴィゾーネ･テンペスタ)”で焼き尽くすと、森の奥から執事のオルゲルトとベルフェゴールの兄である6弔花のジルが現れた。








　









フ「ベルセンパーイ。残念なお知らせがありますー」


ベ「聞こえてたっての」


貴4「……経緯が何であれ、死者を蘇らせるのは自然の理に反しているわ。もう一度大地の元へ還るべきよ」


ジ「しししっ。いいねぇその知的な感じ。益々俺の妃になるに相応しい姫だ。なぁオルゲルト？」


オ「全く持ってその通りです」


ベ「勝手に決めんな。白雪姫を妃に迎えんのは俺だぜ」


フ「ベル先輩こそ勝手に決めないでA姉さんの話聞きましょー。ってことで、ミーの彼女になってください」


貴4「言っておくけど、私は誰のモノにもならないし姫でも何でもないわ」


フ「ガーン。振られたー……」

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