恋人よりも幼馴染みですか？【木兎光太郎】

31話「もしかしたら」 ページ33

木兎視点




俺は最近とあることで彼女と別れた。





俺は間違ってるなんて思ってない。






……本当に？





でもたまにそうやって俺が俺に聞いてくる。





本当によかったのか？





っと……





木兎「…」






桜田「……？光ちゃん？」







木兎「…なぁ、花梨、ひとつ聞いていいか？」







桜田「うん！どうしたの？」







木兎「お前本当にAに水かけたのか？」









桜田「…え……？」









木兎「ｯ！あ！わ、わりぃｯ！！疑ってたとかじゃなくてｯそのｯ！」









桜田「ふふ…わかってるよ、光ちゃんいい人だからあのこの気持ちにもなってあげたんだよね？」









木兎「え…あ…お、おう…？」









よくわからない、俺がなぜ花梨にこんなことを聞いたのかも。





俺は思ったことがすぐ口に出るし赤葦にはKYって言われるし…








だからか知らねぇけど言葉が口からポロッと出た。










桜田「…光ちゃん、私は水をかけられた、光ちゃんに近づいていて嫌われたから。……光ちゃんはずーっと昔から仲のいい私より、その子を信じるの？違うよね？


だって、ずっと隣にいたのは私。




……光ちゃんを一番に信用してるのも、私だよ？」









木兎「ｯ…そ、そうだ…よな！！俺もお前を信用してる！！(ﾆｶｯ」








俺がしっかりしねぇと…花梨のことを信用してやらねぇとまたAがなにかするかもしれねぇ…









桜田「…(違う手も考えないとな…)」

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