虹色のさかな達。

1．私なんて。 ページ2

You side

私なんか

いらないんだ＿。

ーーー

母「なんで貴方は…!!」

父「お前だって…!!」

あーあ。また喧嘩だ。

私は声が聞こえないように布団の中に包まる。

〜〜〜

父「(私)!!起きろ!!いつまで寝てんだ!!」

『あ、ごめんなさい…!!』

父に怒鳴られ起きる。私の朝はいつもこう。いつまで寝てんだってまだ4時なんだけど…
それから"お姉ちゃんだから"っていうクソみたいな理由で家事を全てさせられる。

『早く大人になりたいなぁ…』((ﾎﾞｿｯ

母「そんな小生意気な事言ってないでさっさと準備しなさい！」

『ごめんなさい…いってきます。』

正直家にいるより学校にいる方が楽しい。友達がいるから。唯一の私の居場所。


『おはよう！』

皆「……」

あれ、いつもなら返してくれるのに…

『ね、おはよ！』

友1「うん…」

なんでそんなに暗いの??

『どうしたの?私何かしちゃった…?』

友2「(私)の親ってよく喧嘩するんでしょ??」

『え、そんなわけないじゃん…!!何言ってんのwめっちゃ仲良し!!』

なんで知ってんの…

友1「でも、(私)も、暴力受けることあるんじゃないの…??」

『んなわけ…!』

友1「もう嘘つくのやめなよ!!違うなら膝と顔のアザはなに？どうしたらそんなにアザが出来んの？」

私は何も言えず固まった。

友2「ほら、やっぱ嘘ついんてんじゃん。もういいよ。行こ。」

友1「ごめん、もう(私)と一緒に居れないな…」

そりゃそうだよね。

『そっか、ごめんね。ありがとう。』

笑顔で返した。
もう私の居場所無いじゃん。全部アイツら(親)のせいだよ。

〜〜〜放課後〜〜〜

土砂降り…傘無いし。最悪…

『はぁ…走って帰るか。』

〜〜〜

『ただいま。びしょ濡れだからお風呂入ってくるね。』

そう言いながら風呂に行こうとした時

父「は？お前は最後だろ。俺からだよ。」

母「なんでそんなに濡れてるの!!風邪ひいても家事はしてもらうからね！」

ﾌﾟﾁｯ

あ、なんかダメなものが切れた気がする。

『私はお前らの召使いじゃねぇんだよ!!』

父「はぁ?!誰がここまで世話してやったと思ったんだ!!」

『逆に誰が今お前らの世話してると思ってんだよ。もう何もしてやんねぇよ!!!!』

母「なによそれ…!!」

『家事しない私なんてもう要らないだろ!!』

そう言って私は家を飛び出してしまった。

はぁ…土砂降りだし、これからどうしよ。

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なんかおかしいな。すまそ(((

2．シルクとの出逢い→←軽く人物設定の説明

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