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瞼の光3【夢主→ギンコ→ビキ視点】 ページ12









子孫………子孫かぁ…。






さっき言われるまで気にしたことがなかったなぁ。








生物である以上、通らなくてはならない道なのかもしれない。






特に、自分みたいな数少ない生物なら尚更…。






ギンコもそのうち恋をして、家族を作る日がいつか来るのだろうか……。







そうか……ギンコにもいつか家族が……






あぁ、想像してみると嬉しいなぁ。







けど…悲しいなぁ。









ハッ!






これが"母性"と言うやつなのか…!?








…………






今ふっと思ってしまった。



ギン「今日はここで休むか。」




「なぁギンコ、自分思ったことがあるんだが…」


ギン「何だ。」







「彼女と旅をしt((ギン「喧嘩なら買うぞ。」顔が怖いぞギンコ……;」





ギン「というかお前が居るから出来ねぇんだよ。」

「酷くないか!?」




ギン「事実だろ。」







そうか…自分の………。




………なんか悪いことしたな…。




…………









「……((グスッ」



ギン「……おい、何本気にしt((「もし好きなやつができたら教えてくれ!その時こそ離れてやるから!!!(泣)」



ギン「!?!?;」





_____________
_________
_____

【ギンコ視点】



翌朝






昨晩、冗談のつもりで言ったんだがな……






まさか泣くとは思わなかった…。









まぁそれはさておき、あともう一息であの子が居る村に着くんだ。





こいつを起こしてさっさと行っちまうか。





__________
_______
____


【ビキ視点】




昨晩、僕は蝋燭を灯しながら本を読んでいた。




そしたら急に目に激痛が走ったんだ。






大丈夫だ。





違う。





きっと目が疲れていたんだ。






光のせいじゃない…







戸を開けても、何も問題ない。





早く朝飯をスイに届けに行かなくちゃ______









ガラッ))







ビキ「!!!」









_________
______
___


母「ビキ?まだ寝てるの?




!!




ビキッ!!」





ビキは光を背にしてその場に蹲っていた。














ガチャンッギィィイ))



スイ「ビキ…




ビキ((カチャン






?……どうしたの?」


母「ビキは…もう来させないわ。






貴方の病気、あの子に伝染したの…。






貴方が悪いんじゃないわ。






人に情けをかけたのが悪かったのよ…ッ」

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作者名:驟雨-シュウウ- x他1人 | 作成日時:2019年3月17日 2時

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