瞼の光3【夢主→ギンコ→ビキ視点】 ページ12
夜
子孫………子孫かぁ…。
さっき言われるまで気にしたことがなかったなぁ。
生物である以上、通らなくてはならない道なのかもしれない。
特に、自分みたいな数少ない生物なら尚更…。
ギンコもそのうち恋をして、家族を作る日がいつか来るのだろうか……。
そうか……ギンコにもいつか家族が……
あぁ、想像してみると嬉しいなぁ。
けど…悲しいなぁ。
ハッ!
これが"母性"と言うやつなのか…!?
…………
今ふっと思ってしまった。
ギン「今日はここで休むか。」
「なぁギンコ、自分思ったことがあるんだが…」
ギン「何だ。」
「彼女と旅をしt((ギン「喧嘩なら買うぞ。」顔が怖いぞギンコ……;」
ギン「というかお前が居るから出来ねぇんだよ。」
「酷くないか!?」
ギン「事実だろ。」
そうか…自分の………。
………なんか悪いことしたな…。
…………
「……((グスッ」
ギン「……おい、何本気にしt((「もし好きなやつができたら教えてくれ!その時こそ離れてやるから!!!(泣)」
ギン「!?!?;」
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【ギンコ視点】
翌朝
昨晩、冗談のつもりで言ったんだがな……
まさか泣くとは思わなかった…。
まぁそれはさておき、あともう一息であの子が居る村に着くんだ。
こいつを起こしてさっさと行っちまうか。
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【ビキ視点】
昨晩、僕は蝋燭を灯しながら本を読んでいた。
そしたら急に目に激痛が走ったんだ。
大丈夫だ。
違う。
きっと目が疲れていたんだ。
光のせいじゃない…
戸を開けても、何も問題ない。
早く朝飯をスイに届けに行かなくちゃ______
ガラッ))
ビキ「!!!」
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___
母「ビキ?まだ寝てるの?
!!
ビキッ!!」
ビキは光を背にしてその場に蹲っていた。
蔵
ガチャンッギィィイ))
スイ「ビキ…
ビキ((カチャン
?……どうしたの?」
母「ビキは…もう来させないわ。
貴方の病気、あの子に伝染したの…。
貴方が悪いんじゃないわ。
人に情けをかけたのが悪かったのよ…ッ」
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作者名:驟雨-シュウウ- x他1人 | 作成日時:2019年3月17日 2時