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まだリビングで家族へのプレゼントにうんうん悩んでるイルミは放っておいて俺は寝室で横になった。
本当に疲れた1日中歩かされた上に荷物持ちまでやらされて、かと思えばミルキにはこれこれどっちがいい、あとこれ。キルアには、っていうのが延々と続く。
兄弟への贈り物なんて1人1つで良いと思うんだけど、とりあえずキルアの分だけで片手じゃ収まらないくらいあったからもう何も言うまい。
ｰｰｰｰｰ
そして翌日。
良かったら俺の隣にイルミが寝ている事実について誰か説明してくれない？
あ、昨日俺が寝てからのイルミの動きとかでもいいんたけど。
この緊張感は起きたらクロロがいた時以上のものだ。何故って、クロロは俺が寝る前から布団に入ってきたけどイルミはそうじゃないから。簡単な話。
ビックリして大声をあげなかっただけ感謝してほしい。……というかよく俺の五感をすり抜けたな…危ない危ない自分の家とはいえ殺し屋がいるんだからもうちょっと警戒してくれてもいいんだぞ、五感君。
別にイルミを疑っている訳じゃないけど手をぐっぱーしてみたり足の指を動かしてみたりする。うん、正常、身体に異変は無し。
クロロの時みたくこっそりベッドから抜け出そうとして、失敗した。
……え、起きてる？
そう思ってイルミを見ればなんと起きてない。でも俺の腹に腕が回してありガッチリホールドされてしまっている。
「……おいイルミ」
なんということでしょう。返事がないただのしかばねのようだ。
は？？？
無理矢理抜けようとすれば恐らく俺は胴体と下半身が真っ二つになる。
わっっかんね〜〜！！！！！！！！！！
ごめん前言撤回、イルミが何考えてんのか全然分かんねぇわ。
流石に素早さに自信がある俺も捕まってからは逃げられない、そして下半身とおさらばは嫌だ。
二度寝、俺に与えられた選択肢はそれだけだった。
イルミを起こす？バカヤロー命知らずか。
ｰｰｰｰｰ
そして2度目の起床。隣にイルミはいなかった。
助かった、と思いながら身体を起こす。
ふわりとキッチンから良い匂いがした。
「えっ、」
「あ、おはよう…と言ってももうお昼だけど」
「だ、誰のせいで起きれなかったと……、待ってイルミご飯作ってる！？」
「うるさ…、ついでだよ餌が無いと動かないかなと思って」
お前俺の事なんだと思ってんの…？？
餌って…餌って！！！
朝から怒鳴るのも面倒臭い。俺はそんな言葉を噛み殺して小さく礼を言った。
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リア(プロフ) - めちゃくちゃ嬉しいです！！更新ありがとうございます✨ (2022年2月27日 20時) (
レス) @page49 id: 4e19e52989 (このIDを非表示/違反報告)
山菜(プロフ) - リアさん» 貴方のコメント見て嬉しかったので更新しました！少なくてすみません💦 (2022年2月26日 3時) (レス) id: 812ae7ec81 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - 更新停止しちゃってるけどめっちゃ好きです！！ (2022年2月18日 5時) (レス) @page43 id: 4e19e52989 (このIDを非表示/違反報告)
山菜(プロフ) - ルイさん» わ！結構前からですね…！一時更新がほぼ停止してしまっていたので…！！ありがたいです😭これからも振り回していこうと思います😂嬉しいお言葉ありがとうございます！今後ともよろしくお願いします😌 (2021年11月14日 3時) (レス) @page38 id: 812ae7ec81 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 初めましてコメント失礼します。連載開始時から読んでいます。男主好きなのでとても刺さりました！理想の振り回され方…🥺笑。これからも楽しみにしています！ (2021年11月9日 13時) (レス) id: 2f35e832cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山菜 | 作成日時：2021年9月27日 2時
