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「いつまで膨れっ面してるの」
「お前のせいなんですけどね？」
「しつこい男はモテないよ」
「お前自分の顔面が整ってるからって調子に乗るなよ」
でもイルミは自分の顔面が整ってるかどうかなんてどうでもいいし、多分そんな事で調子に乗るタイプじゃない。
腹立つ〜〜！！！！
はぁ、もういいや疲れた……。コイツら相手にすると本当に疲れる。損しかしない。
「なぁイルミ良いこと思いついたんだけど」
「どのくらい良い？くだらない事だったら半殺しにするからね」
「怖……。…俺の小人に選んでもらえば良くね？アイツらだってどっちがいいか、とかなら選べるしそしたら」
「どの道お前寝れないじゃん」
……確かに。俺が寝たら消える小人を使う時点で別に休める訳では無い。
俺はもう休みたい寝たい訳であって、…いやでも別の事が出来るっていうのが良いだろ。本読んだりテレビ見たりできる……。休まるじゃねぇか
でもイルミは却下、っていう顔をしている。
それから数時間、ようやく半分終了。
「後はもう明日にしようぜ」
俺が零したその言葉を合図に本日のプレゼント選抜は終わる。いやぁこんなに時間をかけてプレゼントを選んでもらえるなんてゾルディック家は幸せだな。
イルミの押し付けがましさもあるのかもしれないけど、さっきシルバさんも「執事の分」をイルミに頼んでいるらしい事をイルミがぼやいてたし案外そうでも無いのかも。
年末とか新年とか気にするんだな……暗殺一家…。
あ、もうすぐハンター試験じゃん。懐かしいなあれから1年かぁ
そういえばキルアは受け直すのかな、連絡してみ……コイツの前ではやめておこうリスキーすぎる。
そんなこんなでシャワーを浴びてリビングに戻るとイルミはまだ1人でプレゼント選抜していた。
そりゃあお前にとって何より大切な家族にあげる物なんだから慎重になるのも分からなくもないけど……休めば？
……貴重な休みを潰された俺が言うのもなんだけど。
「ああ何だAか」
「この家に俺以外の誰かが戻ってくるならそいつは早急に始末してくれ」
何それ、依頼？と表情筋は変わってないけど少し笑ったイルミは珍しく小さく欠伸をした。
眠いの！？あのイルミが！？寝てみてくれよ、ゾルディック家の顔写真お金発生するんだぜ知ってた！？
……そんな事しねぇよ、信頼商売なんで。
イルミは金払いがいいので顧客の中でもあまり手放したくはない。
まぁ別に依頼が超絶簡単という訳でもないけど。
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リア(プロフ) - めちゃくちゃ嬉しいです！！更新ありがとうございます✨ (2022年2月27日 20時) (
レス) @page49 id: 4e19e52989 (このIDを非表示/違反報告)
山菜(プロフ) - リアさん» 貴方のコメント見て嬉しかったので更新しました！少なくてすみません💦 (2022年2月26日 3時) (レス) id: 812ae7ec81 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - 更新停止しちゃってるけどめっちゃ好きです！！ (2022年2月18日 5時) (レス) @page43 id: 4e19e52989 (このIDを非表示/違反報告)
山菜(プロフ) - ルイさん» わ！結構前からですね…！一時更新がほぼ停止してしまっていたので…！！ありがたいです😭これからも振り回していこうと思います😂嬉しいお言葉ありがとうございます！今後ともよろしくお願いします😌 (2021年11月14日 3時) (レス) @page38 id: 812ae7ec81 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 初めましてコメント失礼します。連載開始時から読んでいます。男主好きなのでとても刺さりました！理想の振り回され方…🥺笑。これからも楽しみにしています！ (2021年11月9日 13時) (レス) id: 2f35e832cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山菜 | 作成日時：2021年9月27日 2時
