本当の私はどれ？〜番外編〜

幼馴染 〜霜月ユキナリ〜 ページ30

⚠小学生の時のお話です

ユキナリside

『あ！ユキナリ〜！！』

前から元気よく走ってくる彼女は僕の幼馴染だ

ユキ「おはようAは今日も元気だね…」

『えへへ〜今日は朝からいいことがあったんだ！』

そーやって話しているうちに僕たちは学校について教室にはいった

教室に入るとAは友達の所へ行き楽しそうに今日の朝のことを話している

僕はAとは正反対の性格だから幼馴染というと驚かれることがとても多い

？「ユキナリくん！おはよう！」

ユキ「トモヤくん！おはよう！」

この子は僕の友達のトモヤくんだ

トモヤくんは貧乏という理由でいじめっ子から
いじめをうけている

けど…トモヤくんは僕の大事な友達だ

トモヤ「昨日の日記見たよ！」

ユキ「ほんと！僕も前の日記読んだよ！」

その後僕たちは日記の話をしていた

その後は授業が終わって今は帰る時間だ

僕は廊下を歩いていると急に誰かに突き飛ばされた

驚きと嫌な予感とで背中がゾッとした

そっと振り返るとトモヤくんをいじめている子達がこちらを見て笑っていた

いじめっ子「おい、ちょっと俺たちについてこい」

そういうと、俺は人目につかない校舎裏につれていかれた

『……』


いじめっ子「お前最近トモヤと仲良くしてるらしいじゃん！もしかしてお前トモヤと友達？」

僕は恐怖で声が出なかった

いじめっ子「こいつもいじめよーぜ！」

彼らに突き飛ばされて僕は地面に倒れこんだ

いじめっ子達は今にも僕を殴ってきそうな勢いだ

だれか…助けて…

『ユキナリ！』

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