ホークスに一目惚れされました (ページ2)

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きたる今日＿＿＿＿＿

わざわざパトロールを休んで、近くの管轄のヒーローに任せてきた。

サイドキックに猫を飼う事を伝えたら心外な事を言われたが気にしない。それほど胸が高鳴っている。

「いらっしゃいませー」

「昨日来てたんですけど…、」

「ああ、昨日のお客様ですね！こちらへどうぞ」

昨日の店員さんに、会計近くの席へと案内される。
猫なんか飼ったことがないので、ヴィランと戦う時より全然緊張している。

「お客様。猫ちゃんを飼ったことはありますか？」

「あー、いや初めてです」

俺のことがNo.2ヒーローだと気付いているのだろうか。少し裏声になっている。

まあ、急に自分の店にNo.2ヒーローが来たら困惑するか。俺だって急に事務所にエンデヴァーさんが来たら困惑するし緊張する。

なんかすいません

と、勝手に心の中で謝っておく。

「───────。これで書類などは以上です。」

「この猫ちゃんは、そちらの事務所に必要なものなどを用意されてからお送りしますね。」

「うちのペットショップはお客様に必要なものが揃っているのを確認してからお送りする。そういうルールになっておりますのでご了承ください。」

俺は納得して、ペットショップを去った。

「はー…どうしよう」

(サイドキックで猫飼っとる人おらんかな)

と思って近くに居たサイドキックに声を掛ける。

「あのさ、うちの事務所に猫飼っとる人おらん？」

「…？猫？あーそれなら！」

「あの最近入ってきた新人が猫好きだって言ってたよ！飼ってるかは知らないけど」

確かに面接でそんなこと言ってた気もしなくもなくもない(？)

「ありがとー」

彼には次出張行ったとき好きなお土産を買ってってあげようじゃないか。