39*お久しぶりです…?ー貴女sideー ページ40
『……き、緊張する…無理…』
今日はとある事情で、ユンギが普段暮らしてる宿舎に来ている。
…けど、玄関先で立ち往生中です。
緊張が尋常じゃないです。
「大丈夫だよ(笑)」
『全然大丈夫じゃないよ…!』
「ほら、行くぞ」
『ちょっとまっ、て!?』
半ば強引に手を引かれ宿舎の中に入る。
「来たぞ」
『お邪魔します…』
HS「おー! よく来ましたね!」
JM「こ、こんにちは」
NJ「どうぞ、そこに腰掛けてください」
『あっ、いやっ、ありがとうございます…』
目の前にバンタンのみんながいるのは2回目。
(ユンギ含め)顔が良すぎる。とても見れない。
恥ずかしさとその他もろもろで挙動不審になってしまった。
「…じゃあ、改めて」
隣に腰掛けユンギが話し始める。
「婚約者の、A」
『初めまして…はちょっと違うかもしれませんね。いつかの時ぶりです、お久しぶりです。ソウル市内でOLをしてる、Aです』
「連れてくるのが遅くなってごめん」
『挨拶が遅れてすみません…』
ほんの少し頬が赤いユンギにつられて、挨拶が遅れたことを謝罪する。
目の前のイケメン6人はみんなやわらかな笑みを浮かべていた。
…ユンギと付き合い始めて3年近くが経った。
1ヶ月前にプロポーズをしてもらい、めでたく結婚する事になった。
"「俺と一緒になってほしい」"
短いけど誠意がある言葉。
大好きな人からのプロポーズに断るという選択肢はあるはずもなかった。
もうお互いの家には挨拶を済ませていて、今日はメンバーの皆さんに挨拶に来たのだ。
JN「そんなの気にしなくていいよ。Aさんも、来てくれてありがとう」
『い、いえっ! 当然のことですので…』
NJ「しかし、ユンギヒョンが結婚するとは思ってませんでしたね」
「まだしてないけどね」
JK「だとしても驚きますよ(笑)」
TH「あの時のお姉さんが今こうしているのはちょっと不思議な感じがします」
『私もです…』
私の顔をのぞき込むテヒョンさん。
その顔には"不思議"と書いてある気がした。
「…式だけど」
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ハク(プロフ) - はむさん» 返事が遅くなって本当に申し訳ありません...!了解しました、のんびり書かせていただきますね^^ (2020年9月8日 22時) (レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
はむ - あの...すごく気になるんですけど主とユンギはなぜセフレに??そこ書いて欲しい (2020年7月28日 18時) (レス) id: c3599b2d87 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - milkさん» コメントありがとうございます~!笑顔で終われるエンディング目指してがんばります笑 (2018年12月26日 7時) (レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
milk - 続き気になります〜!頑張ってください! (2018年12月25日 23時) (レス) id: 800ebeaeb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハク | 作成日時:2018年12月22日 21時