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『…なんか、付き合ってるみたい』
「は!? 俺、もう付き合ってるって思ってんだけど!?」
急に静かになった後、
鉄朗はいきなり私の肩を掴んで叫んだ。
付き合ってる??
初耳なんですけど!?
『は!? 何言ってるの!?』
「いや、だって昨日これからもよろしくって言ったろ!?」
『え、あれってそういう意味だったの!?』
「それ以外に何があんだよ!?」
『これからも都合よくそ、そういう事スる関係になったのかと…』
「嘘だろ!?」
『ほんとだよ!! 告白だとは思わなくて…!!』
「まじかよ…」
私の肩に頭を乗せて、深く息を吐く鉄朗。
「あー、だから今日思ってた態度と違ったのか」
『どんな想像してたの』
「なんかもうちょい彼女っぽいやつ」
『あはは。それは全然違ったね』
「焦ったわ。超不機嫌だし」
今日の朝、いちごみるくをくれた事を思い出した。
やけにタイミングがいいなって思ったけど、
それって…
『あっ、そっか。付き合ったと思ってたからいちごみるくくれたんだ?』
「そーだよ。好きだろ?」
『うん。でも、なんで知ってるの? 鉄朗の前で飲んだことないよね?』
「ずっと見てたからネ」
『え?』
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Mero(プロフ) - ハクさん» 最高の褒め言葉で泣きました( ; ; )頑張りましょう〜〜〜!!! (2020年7月16日 6時) (レス) id: 83fc4c9acf (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - Meroさん» 遠慮なく頂きます()言葉の選び方が本当に素敵すぎて、もうはわわってなりながら読んでます(笑)私も応援しています!!お互い頑張りましょうね〜!!!! (2020年7月14日 21時) (レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
Mero(プロフ) - ハクさん» 気になっていた作品だったので見れて良かったと思いました( ; ; )是非頂いてください、、!えっあのハクさんが私の作品読んで頂いてるなんて嬉しい限りで泣きそうです( ; ; )ずっと応援させて頂きます!有難うございます、また一段と黒尾さんを好きになりました! (2020年7月13日 23時) (レス) id: 83fc4c9acf (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - Meroさん» え、..Meroさん...? 私、Meroさんの初めてを頂いてしまったんですか…!? 待ってください、初めてが私で十分すぎるくらい幸せなのに、応援までいいんですか...!? 私こそいつも読んでます応援してます! コメント、ありがとうございます(泣) (2020年7月13日 22時) (レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
Mero(プロフ) - 黒尾さんの作品を初めて読ませて頂いたんですが、素敵な作品でした。影ながら応援しています( ; ; ) (2020年7月13日 16時) (レス) id: 83fc4c9acf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハク | 作成日時:2020年6月27日 20時