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北くんの爆弾発言投下により
私の心は一瞬で荒地と化してしまったけれど
何とか平然を保って、
北くんの言葉なんか効いてません。
恋にも落ちません。
という顔を取り繕う。
『うん？？？ 北くん、頭大丈夫か？』
「大丈夫も何もいつも通りやけど」
『いや、おかしいて〜』
「…Aと話せるようになって、浮かれてるのかもしれへん」
爆弾、二発目。
今度は顔を少し赤らめての投下に
私の心は耐えられない。
『そ、そんなにうちの事好きなん？』
「好きや」
迷うこともなくすぐに出てきた返事。
なんで、そんなにうちが好きなん。
うちみたいな子、
北くんに好きになってもらえるわけないやろ。
もしかして、言わないだけでシた責任感じてるとか？
それなら、ここまで好きやって言うのも納得や。
『…なんで、うちなん？ あんな事があったから、責任感じてるだけやろ』
…しまった。
口調が強くなってしまったと気付いて
慌てて下を向いていた顔を上げて、北くんの顔を見る。
「そんな事言うなや。…色恋沙汰に疎い俺だって、あれが正しくない順番だった事くらい分かる。どうやったらAともっと仲良うなれるか、そんな事しか考えてへん」
変わらない、無表情。
だけど、声色は酷く苦しそう。
「やから、Aに好きになってもらえるようにこれからは我慢するのやめる。……覚悟しいや」
『え、北…くん？』
「次移動やな。ほな、俺先行くで」
『あ、うん…』
北くんはそう言って
教科書を片手に教室を出て行った。
その後ろ姿を、ぼーっと眺める私の心臓は
未だかつて無いほど、せわしなく動いている。
なにこれなにこれ。
なんで、うちの心臓うるさいねん。
これじゃあまるで、
うちも北くんの事意識してるみたいやんか。
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ハク(プロフ) - シューさん» コメント、リクエスト共にありがとうございます〜！そして誠に申し訳ないのですが、只今リクは受け付けていないんです…。ですが、今承ったリクの中に3人、青城メンバーがいるのでそちらのお話を待っていただけたら幸いです。 (2020年7月10日 10時) (
レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
シュー - ア”ア”ア”ア”ア”〜！！どのお話も最高です！誠に図々しいのですが青葉城西で作品を作っていただけないでしょうか… (2020年7月9日 21時) (レス) id: 1cfcdd808b (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - おいしいくじらさん» コメントありがとうございます〜！ そのクソデカボイスの愛、しかと受け止めました( *｀ω´)え、私こそ好きです()よかったら結婚してください(((( (2020年7月8日 22時) (レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
おいしいくじら(プロフ) - はぁあぁあぁぁあ良かったです...！、！！もう語彙力溶けるくらいキュンキュンしました！！！！好きです！！！！(クソデカボイス) (2020年7月6日 22時) (レス) id: 6b76715b64 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 怒らないで委員会会長mAKAさん» コメントありがとうございます！軽率にネタバレをしてしまったので、リメイクさせて頂きました…。社会人編の話はすごく気に入っているので、いつかまた別のお話として書けたらいいなぁと思います。楽しみにして頂いて嬉しいです！がんばります〜！ (2020年7月5日 23時) (レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハク
| 作成日時：2020年7月4日 23時
