プロローグ ページ1
「木葉ー!! まだいるー!? 俺もアイス食うー!!!!」
「相変わらず○○○うるせーなー」
「夜なんだから静かにしろ」
「え!? 夜ってテンション上がらね!?」
「それは○○○さんだけでは」
「まじかよ!」
騒がしい俺のチームメイトが隣の階段を下って、
コンビニへ行ったはずの俺を追う。
『木葉、くん? あの…』
「あっ、わ、悪い!!」
『ううん。だい、じょうぶ』
空き教室にAと逃げ込んだ俺は、
バレないようにと祈るあまりAを壁に押し付けていた。
慌てて体を離して、月明かりに照らされたAを見る。
風呂上がりの火照った頬に
まだ少しも乾いていない髪の毛。
石鹸と、Aの甘い香りが俺を刺激する。
『…ん…っ』
「…ふっ…」
目が合うとどちらからともなくキスをし、
優しく触れるだけだったキスがどんどん濃厚になる。
想像以上の気持ち良さ。
このままキスをしていたいけれど、
続けると最後までやり切ってしまいそうなので
名残惜しくも唇を離した。
「…嫌なら、やめる」
『やめ、ないで…っ』
顔を真っ赤にして首に手を回し、
その勢いのまま自身の唇を俺の唇に重ねて
いっそう深いキスをする。
やべ。ズボン超いてー。
じゃーな。俺のハジメテ。
それと、恋心。
738人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハク(プロフ) - 麗華さん» コメントありがとうございます! 本当ですか…!? そう言っていただけるなんて、幸せです。他のお話まで…! ありがとうございます! (2020年7月6日 22時) (レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - やばいです ハクさんのこの作品のおかげで 木葉くんのことより好きになりました(推しがまた増えました〜笑)ハクさんの他の作品も読ませていただきたいと思います! (2020年7月5日 20時) (レス) id: 13c4eb69c2 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 優さん» そんな!!全然大丈夫なので土下座謝罪はよして下さい! こちらこそ申しないです。ご理解頂きありがとうございます。 (2020年7月4日 22時) (レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 蓮莉☆〜(ゝ。∂)さん» 語彙力なくなるほど喜んでいただいて光栄です……!!応援もありがとうございます。がんばります! (2020年7月4日 22時) (レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
優 - すみません……ハクさんの事誤字で呼び捨てに……すみません(土下座) (2020年7月4日 18時) (レス) id: bb69e0f18e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハク | 作成日時:2020年7月2日 20時