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二宮side
ガタンッ！！
車が大きく揺れて目を開ける
ぼんやりと窓の外を見ると
「っ…まじか…」
一気に目が覚めた
ビルばかりの景色とは一変、山と田んぼばかりの広大な自然が広がっていた
人もほとんど見当たらない家もぽつぽつとある程度だ
「かず、着いたよ」
あんぐりと口を開けたまま呆然としていた俺に母さんが到着を知らせてくれた
ついた場所は大きな一戸建ての家だ
住ませてもらう親戚のおばさんにはじめましてと挨拶する
親戚といっても割と遠目の親戚だから会うのは初めてなのだ
「ここがかずくんの部屋。好きに使っていいわよ」
そう言ってくれた部屋は広すぎて俺が持ってきた荷物だけでは到底埋まらないだろう
ちなみにこの村には学校というものがないらしい
でも、昔教師だった村のおじいさんおばあさんが無償で勉強会を開いてくれるらしい
そんなんで大丈夫か？って思うけど近くの学校でも片道6時間かかるならしょうがない
しかも半分は歩きだよ？ひぇ〜〜……
どれくらい生徒いるのかな
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美唯(プロフ) - 続き読みたいです (2019年8月3日 15時) (
レス) id: aa7b064b40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未翅(みし) | 作成日時：2019年5月17日 20時
