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「いや、話し戻すけどさ
リアルな高校生はマジでやめとけって。
俺お前の不祥事担当するとかマジ勘弁だよ？」
「翔太が思ってるような関係じゃないよ。」
つまんないといいながら体ごと椅子をくるくる回す翔太を
めめがまたため息をつきながら見ている、いや睨んでる。
一応職務中だというのにどこまで能天気なんだと
俺まで呆れてため息が出そうだ。
「でもまあ女子高生はまずいっすね。
アニメキャラを嫁って言ってる時点で
かなりやばい人だと思ってましたけど。」
「うるせぇ。」
めめとそんな言い合いをしていると
翔太がデスクに飾ってあった推しのフィギアを持ち上げて
じっと眺めた後俺に視線を移した。
「毎回思うんだけどさ、
嫁って言ってるキャラ大体見た目これじゃね？」
「確かに、黒髪でちょっと幼くて
あと…ツンデレ？」
「目黒もそう思うよな！全っ然見分けつかねぇ。
てか、お前のJK彼女と真反対。」
「彼女じゃないよ。」
自分では意識していなかったけど、確かにそうだ。
気づいていなかったけど、何となく好みの原型が何かはわかった。
「よし、お前のために今度合コン開いてやる！
婦警に声かけとこっと。」
「同業者いけるタイプっすか？
俺絶対無理です。」
果てしない恋愛脳の二人についていく気力もなく
これまでの事故や事件の報告書を制作していく。
でも騒がしい声は止むことはない。
「な？出会い見つけりゃJKなんかに目行かなくなるって！」
「俺パス。」
「なんで！？
やっぱあの子の事好きなの？」
「だから違うってば。
…三次元に興味ない。」
翔太の馬鹿みたいにでかい叫び声を無視して
最近導入された慣れないパソコンで記入していく。
阿部に会ってから、ここ最近ずっと
このまま俺だけ幸せになってもいいのかと不安になる。
あんなことを言ったけど
気づけずに追い込んだのは俺なのかもしれないのに。
「佐久間くん携帯なってますよ。」
考え事をしていて気づかなかった着信音。
表示されているのはAちゃんの名前で
なにかあったのかと慌てて電話に出た。
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まいちゅん(プロフ) - ぱぐたろうさんの世界観が好きです。 (2021年1月25日 0時) (
レス) id: 3613c412bc (このIDを非表示/違反報告)
ぱぐたろう(プロフ) - ユウさん» ありがとうございます！うれしいです、励みになります。今日からまた更新しますので是非見てください(^▽^) (2021年1月21日 19時) (レス) id: 182e74d2ca (このIDを非表示/違反報告)
ぱぐたろう(プロフ) - りささん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！そう言っていただけるとすごくうれしいです！りささんもお体ご自愛下さい、更新頑張ります(^^) (2021年1月21日 19時) (レス) id: 182e74d2ca (このIDを非表示/違反報告)
ぱぐたろう(プロフ) - Roseさん» ありがとうございます、励みになります！Roseさんもお体お気をつけてください!(^^)! (2021年1月21日 18時) (レス) id: 182e74d2ca (このIDを非表示/違反報告)
ぱぐたろう(プロフ) - しおさん» ありがとうございます！本日更新しますので是非見てください(^^)無事に楽しめました！ (2021年1月21日 18時) (レス) id: 182e74d2ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱぐたろう
| 作成日時：2021年1月13日 20時
