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『ただいま、おばあちゃん』
私がそう声をかけると
「あら、おかえり。雄英はどうだった？
輝琉くんは同じクラス？」
と、返してくれるおばあちゃん
『輝琉はB組だったよ。雄英は…うん。個性的な人達ばっかりだった。』
私の反応に黙り込むおばあちゃん
「Aあまりお母さん、お父さんのことを引きずらないのよ…
あなたも嬉しい時は笑っていいのよ、」
……ありがとう、おばあちゃん。
でも、あの時、わらったときのお母さんの顔が頭に染み付いて離れないの。
ごめんなさい。
私は見えなくなってしまった右目を抑えてそう心の中で呟いた。
_______________
3年前…
『お父さんが死んだ……？』
突然の出来事だった。
私のお父さんはヴィランにより殺されてしまった。
私の両親は中が良かった。
だから、お母さんが辛そうにしている姿を見るのは私も辛かった
「そうなの…だから、これからお母さんと、2人での生活になるけど、お父さんの分だけ強く生きよう」
そう言ってお母さんは笑ってくれた。
この時は辛かったけど、そこまでなかった。
お父さんがいなくなってしばらくたった日だった。
お母さんが出かけている時ちょっとした出来心で
お母さんの部屋に入った。
そこには日記があって読んでみる
……
Aは私よりお父さんに似ている。
だから、笑うところを見るとどうしてもお父さんのことを思い出して辛くなってしまう。
今までみたいにちゃんと愛せるのかな、
娘の笑顔が辛くて、見たくなくて、あの子の綺麗な紫色がどうしても嫌で…
お願いA…笑わないで。
私が壊れてしまいそうになる…
そう書いてあった。
これを読んでいる時、気づけなかった。
後ろにいるお母さんの存在を
「A！？何をしているの！！
……まさか、読んでしまったの？」
『おっお母さん！！』
お母さんは青ざめた顔で近づいてくる
「なんで、読んだの！？
なんで、勝手に入ったの！？
ねぇ！！！」
ものすごい顔で問い詰めるお母さん
『ご、ごめんなさい…ごめんなさいお母さん…今、出ていくから……』
「……じゃなくて…が………ば、……に……」
『へ？』
「あの人じゃなくて、お前が死ねば良かったのに！！」
え…
「お前が死んで、お父さんがいれば良かったのに！！
なんでお前が生きてヘラヘラしてるんだよ！
」
それはお母さんからの衝撃の一言だった
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ペンタ - めっちゃ神作品ですねっ！早く更新してほしいです！ (2023年2月9日 10時) (
レス) @page36 id: 8893fb225e (このIDを非表示/違反報告)
ねお(プロフ) - 白崎黒奈さん» ああああああありがとうございます😭更新頑張りまっす！！ (2022年5月9日 18時) (レス) id: d2ed27351c (このIDを非表示/違反報告)
白崎黒奈(プロフ) - いやもう優琴さん神ですかぁ…！？神作品ですね！！更新してくださいぃぃぃぃいい！！ (2022年3月18日 16時) (レス) @page33 id: 87e42d7102 (このIDを非表示/違反報告)
優琴(ﾕｷ)(プロフ) - きつね君。さん» 嬉しすぎたので禿げます (2022年3月12日 0時) (レス) @page30 id: 2ddfb5e61c (このIDを非表示/違反報告)
きつね君。 - え？なにこの神作品。は？僕の心臓もたんど？(真顔） (2022年2月3日 0時) (レス) @page30 id: 5b894c1ff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねお x他1人 | 作成日時：2021年10月9日 0時
