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……すごく重い雰囲気だ
「あ？何してんだ」
勝己……
『勝己、シッ！ちょっと隠れてて』
あ？と言いながらも従ってくれる勝己
「早くしないと、食堂すごい混みそうだし……えっと……」
息を飲む音。
「てめぇの制約を破っちまうほどによ」
「飯田も上鳴も八百万も常闇も麗日も。感じてなかったあの場でオレだけが気圧された。本気のオールマイトを間近で経験した俺だけ。」
「それ、つまり……どういう…」
「お前に同様の何かを感じたってことだ。」
！！
私も、すごく不思議で仕方なかった。
無個性の出久はどうして個性が使えるのだろう。
そして、その個性はどことなくオールマイトに似ていた。
「……緑谷お前…オールマイトの隠し子か何かか？」
ポカン……
……もしかして轟くんって天然なのかな
「どうなんだ……」
「ち、違うよ！それは！って言ってももし本当に隠し子だったら違うって言うに決まってるから納得しないと思うけど！とにかく！そんなんじゃなくて！！」
「……そもそも逆に聞くけど何で僕なんかにそんな……」
「そんなんじゃなくてって言い方…少なくとも言えないなにかの繋がりがあるってことだな……」
……なにかあるんだ。
「俺の親父はエンデヴァー。知ってるだろ？
万年No.2のヒーローだ。」
……え、そうなんだ
「お前がNO.1ヒーローの何かを持っているなら
俺は…尚更勝たなきゃ行けねぇ……」
……複雑、だな。
「親父は極めて上昇志向の高いやつだ。
ヒーローとして破竹の勢いで名を馳せたがそれだけに
生きる伝説オールマイトが目障りで仕方なかったらしい。」
「自分ではオールマイトを越えられない親父は次の策に出た」
「なんの話だよ、轟くん……僕に、何を言いたいんだ……」
「……個性婚、知ってるよな」
……！！
「おい、Aお前聞かねぇほうがいい。
……聞いたらダメだ。食堂にいけ」
……私はそんな勝己の言葉を無視して話を聞く
……
ポロポロ
気づいたら涙が出ていた。
『勝己、轟くん、辛いよね。辛いけどさ、私最低なこと思っちゃった……』
泣きながらつぶやく私を優しく抱きしめる勝己
「……」
『どれだけ、嫌でも、辛くても、憎まれてても……
轟くんには家族がいるんだね…
お母さんも、お父さんも。兄弟だって。
私だって、お母さんに傷つけられたよ？
右目、ほぼ見えてないんだよ？』
「……！」
『私、いつからこんな子になったんだろう……
勝己……』
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ペンタ - めっちゃ神作品ですねっ！早く更新してほしいです！ (2023年2月9日 10時) (
レス) @page36 id: 8893fb225e (このIDを非表示/違反報告)
ねお(プロフ) - 白崎黒奈さん» ああああああありがとうございます😭更新頑張りまっす！！ (2022年5月9日 18時) (レス) id: d2ed27351c (このIDを非表示/違反報告)
白崎黒奈(プロフ) - いやもう優琴さん神ですかぁ…！？神作品ですね！！更新してくださいぃぃぃぃいい！！ (2022年3月18日 16時) (レス) @page33 id: 87e42d7102 (このIDを非表示/違反報告)
優琴(ﾕｷ)(プロフ) - きつね君。さん» 嬉しすぎたので禿げます (2022年3月12日 0時) (レス) @page30 id: 2ddfb5e61c (このIDを非表示/違反報告)
きつね君。 - え？なにこの神作品。は？僕の心臓もたんど？(真顔） (2022年2月3日 0時) (レス) @page30 id: 5b894c1ff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねお x他1人 | 作成日時：2021年10月9日 0時
