・ ページ3
遂に、この日がやってきた。
雄英高校ヒーロー科の入試だ。
ここに彼女はいるのだろうか。
憧れの存在オールマイトから個性を受け継ぎ、
沢山鍛えてきた。
「…絶対受かってやる」
僕は心にそう決めて受験会場へ向かった。
__________
結局彼女はいなかった
僕の結果は０ポイント
筆記テストはそこそこできたと思う
大丈夫僕があの時動かなかったらあの子は潰されていた
彼女の無事に安心するべきだ
________
桜が舞う春
僕は雄英高校に入学することができた
レスキューポイントというものがあってよかった…！
そう思い、僕は足を進めた
僕のクラスは1-A。
あの時の眼鏡男子や、かっちゃんが同じクラスじゃないといいんだけど……
ガラッ
ツートップだっ
眼鏡男子は僕に視線を向けると、ズンズンとこっちにやってきた
ひっまた怒られるのか？
「俺は私立聡明中学出身飯田天哉だ。」
え？
「えっと緑谷出久です。よろしくね、飯田くん」
「緑谷くん…君は」
「君はあの実技試験の構造に気づいていたんだな」
え？
「俺が見謝っていたよ。悔しいが君の方が上手だったようだ」
「えっとー…？」
「あ！君、地味めの！！」
良い人だ！！
「プレゼントマイクの言ってた通り受かったんだね！！そりゃそうだ！パンチ凄かったもん！！」
「いや、あのっ…！本っ当あなたの直談判のおかげで、僕は…その……」
Aちゃん以外の女の子と話したことない僕はどうしても緊張してしまった
「今日って式とかガイダンスだけかな？
先生ってどんな人だろうね、緊張するよね！」
近い……
「お友達ごっこがしたいなら他所へ行け
ここは、ヒーロー科だぞ」
なんか、いるぅ
はい、静かになるまで8秒かかりました。
時間は有限君たちは、合理性に欠くね」
「てことは、この人もプロのヒーロー?」
寝袋からでてきた男の人…この人も雄英の教師なのか…
「担任の相澤消太だ。よろしくね」
「早速だがこれを着て外に出てくれ」
体操着を取り出して、こういった
「これから個性把握テストをします」
初日でいきなりのテストだった
「「個性把握テストぉお！？」」
_______
そういえば、いないな…Aちゃん…
やっぱり小さい頃の約束なんて忘れちゃってるよね
そう思った時だった
『すいません。遅れました』
緑色の長い髪を揺らしてくる少女は間違いなく僕の初恋の相手
「入学早々遅刻とは…なかなかだな、華崎A」
Aちゃんだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 111人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ペンタ - めっちゃ神作品ですねっ！早く更新してほしいです！ (2023年2月9日 10時) (
レス) @page36 id: 8893fb225e (このIDを非表示/違反報告)
ねお(プロフ) - 白崎黒奈さん» ああああああありがとうございます😭更新頑張りまっす！！ (2022年5月9日 18時) (レス) id: d2ed27351c (このIDを非表示/違反報告)
白崎黒奈(プロフ) - いやもう優琴さん神ですかぁ…！？神作品ですね！！更新してくださいぃぃぃぃいい！！ (2022年3月18日 16時) (レス) @page33 id: 87e42d7102 (このIDを非表示/違反報告)
優琴(ﾕｷ)(プロフ) - きつね君。さん» 嬉しすぎたので禿げます (2022年3月12日 0時) (レス) @page30 id: 2ddfb5e61c (このIDを非表示/違反報告)
きつね君。 - え？なにこの神作品。は？僕の心臓もたんど？(真顔） (2022年2月3日 0時) (レス) @page30 id: 5b894c1ff3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねお x他1人 | 作成日時：2021年10月9日 0時
