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貴「ねえ、滝夜叉丸。喜八郎と仙蔵仲直りしたと思う?」
やっと気持ちも落ち着いた私は、滝夜叉丸に尋ねた
滝「まあ、とりあえずは大丈夫だろうな」
それならよかった、少し…安心できるから、
貴「滝夜叉丸が入ってる委員会は仲は大丈夫なの?」
体育委員会は滝夜叉丸と委員長さんの仲は見た感じ平気そうだった
滝「…委員長の七松先輩も、たしかに天女に操られてしまったけど、あの人はすぐに謝ってくれたから」
じゃあ大丈夫っちゃ大丈夫なのね
滝「でも細かいことは気にしないお方なのにお前のことは…天女のことは猛烈に気にしているようだから気をつけろ」
七松さん…小平太さん?あの、いけいけどんどんの?
滝「危なそうだったら私のところに来い、なんとかする」
貴「え、ほんと?」
滝「できる限りは協力すると喜八郎と約束したからな」
嬉しい、
貴「ありがとう、滝夜叉丸。頼らせてもらうね」
そう言って私は久々に笑った
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Aが笑った
まだぎこちなかったけど見たことのない笑顔で
そんなAを見て不覚にも私は
可愛いと思ってしまった
天女にそんな気持ちを持ったら、また、妖術をかけられてしまう可能性ができる
Aを信用していないわけではないけれど
喜八郎との約束を守るためにも気をつけなければならないな
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おじいちゃんパンチ - 作者様めっさ礼儀正しくてうけた (50話最後の文参照) (3月18日 17時) (レス) @page7 id: 8517b29dd1 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - 澄香さん» ありがとうございます✨これから更新頑張っていきたいと思います! (2月1日 21時) (レス) id: abb74bdbd1 (このIDを非表示/違反報告)
澄香 - いつも面白いです!これからも応援してます! (1月26日 15時) (レス) @page8 id: 3292c399a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えむ | 作成日時:2023年12月31日 18時