4話 ページ6
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今日はこのまま教室に行ってやろうか。
この時間は誰もいないけど、
幸い、愛しのスマホちゃんの充電もフルだし、
Noahzamiの曲でも聞きながら教室で授業が始まるまで待っておこうか。
1日休んで、やる気がないなら辞めろと言われたら、その場で辞めれるし。
あっ、何これ、超名案じゃん。
そうだ、もっと早く気づけば良かった。
いっつも馬鹿みたいに無駄にロッカールームや倉庫の掃除したりしてたよ。
アホらし。
そうと決まれば帰ろう。
だが、現実は上手くいかないんだなって、
思い知らされた。
教室へ向かおうと後ろ振り向いた時、は目の前に人影があった。
及川「お前、こんな所で何やってんの、マネージャーは朝は準備するんじゃなかったの？」
人影の正体は及川さん。
うっわ、最悪。最悪だぁ。
よりによってこのタイミングであらわれるなんて。
及川「そんな所突っ立ってないで早く入りなよ。マイカちゃんが準備してるんでしょ？」
くるす「そ、うですね」
私より頭一つ分背の高い及川さんは私を見下ろす形で話しかける。
それでこの勘違いだよ、
ほんとこの人、なんで才能があるとか言われてんだろう。
センスを磨くより先に、洞察力を磨いた方がいいんじゃない？
先に入った及川さんに続き、私は再び体育館にはいった。
及川「おはようマイカちゃん、今日もご苦労さま」
マイカ「あっ、徹先輩！おはようございます！木羽さんも」
くるす「あっ、うん」
今さっき、ほんの数分前に会ったのにこの切り替わり。
私が建てたネットを少し触って部員が来るのを待っていただけなのにだ。
ある意味才能だと思う。
及川「くるすちゃんも、もうちょっと早く来ようね」
はっ、何言ってんだこいつ。
きっと今の私の顔はすごい事になってるだろう。
だが、反論しても相手が相手だ。
めんどくさいだけだから、私はとりあえず「以後、気をつけます」とだけ言った。
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イナフ(プロフ) - とうふになりたいソボロゴハンさん» そう言って貰えてすごく嬉しいです！はい、頑張ります！ (2017年4月8日 6時) (
レス) id: d6a82f5fe9 (このIDを非表示/違反報告)
とうふになりたいソボロゴハン - すごく面白いです！更新頑張ってください！！ (2017年4月8日 6時) (レス) id: 821c3e2849 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イナフ | 作成日時：2017年3月9日 23時
