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14話 ページ16

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及川「及川さんとくるすちゃんだけのひ・み・つ☆」

マイカ「えぇ〜、気になるっすぅ〜」

及川「あっ、岩ちゃんたちきた!じゃあ、くるすちゃん、しっかりね」

そう言って、及川さんは私の背中を軽くポンと叩くと、岩泉さんたちの方へ行ってしまった。

マイカ「何話してたの?徹先輩と」

マイカは食いつくように私の顔を覗き込んできた。

くるす「私がコミュニケーション不足だって話」

マイカ「それだけ?」

くるす「うん」

渡「確かに及川先輩、そういうの厳しそう」

矢巾「でも同じ2年生なのに、今日も木羽だけ誘わなかったりオレたちにも問題あったのかもな(笑)今度からは一緒に行こうぜ」

くるす「う、うん」

マイカ「じゃあ、バスはマイカの隣ね!」

そう言って、マイカは私の腕に腕を絡めてきた。

頭一つ分背に差がある私はマイカを見下ろすような形になった。

及川「2年生〜、こっちおいで〜」

1年生もみんな集まったのか、及川さんが手をおおきく振りながらこちらを呼んだ。


点呼をとり、バスに乗る。

もちろん、私は一番最後に乗る。

なので自動的に前の方の席になる。

国見「はぁ、今日は午後から仙台行く予定だったのに」

金田一「仙台に何しに行くんだよ」

国見「商店街でスイーツ食べ歩き」

金田一「お前、ほんとスイーツ好きだな」

国見「甘いのは基本好き」

金田一「今度俺と一緒に行こうぜ」

国見「私服が影山レベルだったら一緒に行かないからな」

金田一「あいつの名前出すなよ…」

そんな会話が後ろから聞こえる。

どうやら私とマイカの後ろは国見と金田一のようだ。

マイカ「ねぇ、木羽さん」

突然窓際に座っていたマイカが私に話しかけてきた。

くるす「何?」

マイカ「マイカ、昨日あんま寝てなくて…肩借りていい?」

くるす「うん、いいよ」

マイカ「ありがとう」

そう言って、私の肩に持たれたままマイカは寝た。

私たちの身長差から考えてマイカの枕に私の肩は丁度いいのだろう。

そのままバスは出発した。

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イナフ(プロフ) - とうふになりたいソボロゴハンさん» そう言って貰えてすごく嬉しいです!はい、頑張ります! (2017年4月8日 6時) (レス) id: d6a82f5fe9 (このIDを非表示/違反報告)
とうふになりたいソボロゴハン - すごく面白いです!更新頑張ってください!! (2017年4月8日 6時) (レス) id: 821c3e2849 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イナフ | 作成日時:2017年3月9日 23時

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