美しくて強い特待生 (ページ9)

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7.下準備ページ9

学園長「それでは教員寮に案内しますのでこちらへ。皆さんは会議が終わり次第自由解散で！それでは失礼しますよ！」

案内された教員寮。ここでは生徒だけでなく先生も寮生活をしている。事前に認証された人間しか通れない結界が張ってあるらしい。

案内された部屋はアンティーク調で揃えられていてとても綺麗だった。

『わ…きれい…。素敵な部屋をありがとうございます！』

学園長「魔法を覚えたら自由にカスタマイズして大丈夫ですからね！図書室には他の生徒も出入りするので、行く時は授業時間に。それと行く前に私に声をかけてください！

さぁ、まずはこの世界の基本が書かれてる本です！それと部屋の中に100冊ほど置いておきましたので、ご自由にお読みください！食事は8:45〜11:30 の間と14:00〜16:00 の間、そして21:00以降なら生徒と会わずに食堂を利用できますので！」

『何から何までありがとうございます！』

学園長「いえいえ、それでは失礼しますね」

積まれた本にワクワクしながら、受け取った本を開く。

もともと努力は嫌いでは無い。
スタイルを保つために行なっていたトレーニングも、毎日の積み重ねだ。
苦しくても、結果がついてくるから。

『何も知らない世界って、こんなに心躍るのね…！』

読めば全てが知識になる。世界が違えば常識も違う。
ここでは魔法が全てなのだ。

『こんなに楽しいの、いつぶりだろうな…』