幼馴染に迫られて困ってます。Chinen.Y

おうえん ページ6

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侑李「A！！」

全速力の侑李がそのまま近づいてくる。え、ちょっとは減速してよ！！！？

「怖い怖いって！！！」

私の叫びに近くにいた人は爆笑。知念、愛強すぎ！って笑い事じゃないよ！！

侑李「大丈夫！前見て走って！！」

侑李に応援されながらバトンを受け取り全力で走る。
前見て走って、そう言われた通りしっかり前を見て走り切った。

「はぁ…疲れた、」

『おつかれー知念くん減速ナシは笑っちゃった(笑)』

「ひどいよね！めちゃめちゃ恐怖だったよ！？」

『早くAちゃんに会いたかったんだよ(笑)』

全然笑い事じゃないんだけど！って！！
本番は、ちょっと減速してって言わなきゃ。

最後はアンカーの侑李のおかげで1位でゴール出来たから良かったけどね、

『知念くんかっこよかったね！』

「え？あ、あぁうんまあ…」

『Aちゃん怖い怖いって言ってたの面白かった(笑)』

「いや、あれ減速なしは頭おかしくない！？めちゃめちゃ恐怖だったよ！！！」

『知念の愛が強すぎたって話(笑)』


クラス1位取れたからみんなの機嫌もクラスの雰囲気も良くなって、
このクラスなら1年間仲良く平和にやっていけそうな気がしました(笑)

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