ゆめ ページ39
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マンションに着いていつもは5階で降りるところを飛ばして7階で降りると、侑李のママに遭遇。
ママ「あれ？どうしたのAちゃん」
「あ、お見舞い来ました！」
涼介「こんにちは」
ママ「あら！イケメン！！彼氏？」
涼介「やめてください(笑)知念の友達です」
ママ「そうなの、ごめんね？じゃあ、ママ買い物行くから侑李の事よろしくね？」
侑李に似た笑顔で去って行った侑李ママ。
私の事本当の娘だと思ってくれてるから自分のことママって呼んじゃうところ、相変わらずだな。
涼介「なんかAちゃんと知念ってほんとに家族ぐるみで仲良いんだな」
「何急に(笑)」
涼介「だって、知念ママなのにAちゃんのママみたいだよ(笑)」
私の、ママか。山田くんは知らないからしょうがない。
でもやっぱり悲しくなっちゃうんだよ
涼介「Aちゃん？」
「あっ、うん。ごめん、侑李の家ここだから」
変な気持ちを振り払って侑李の家に入る。
何回も行ったことあるからわかる、侑李の部屋に行けばベットで気持ちよさそうに寝てる。
だいぶ熱は下がったのかな、？
「起こさない方がいいよね？」
涼介「んー、そうだね。色々買ってきたのに(笑)」
「しょうがないかあ」
侑李「んん、A……？」
部屋を出ようとしたら名前を呼ばれて振り向けばまだ寝てる侑李。
ベッドに近づけばしっかり目をつぶってる。
侑李「ふは、A…ふふ」
「なーに起きてるの？寝てるの？」
侑李「…あれぇ、Aなんでいるの」
「わ、ちょっ、」
侑李「どうせ夢なら、いいでしょ」
「ゆ、夢じゃないから！！山田くんも見てるって！」
ドアの方を見るけどそこにもう山田くんはいなくて
私と侑李のふたりきり。
今は抱きしめられている状態。完全に抱き枕ですなこれは。
侑李が落ち着くならこれでいいのかな、って
私も布団の中に入る。
なんだか眠たくなってきちゃったなあ。
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作者名：もち。 | 作成日時：2019年7月14日 22時
