はなびたいかい ページ46
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「お待たせ、!」
宏太「おー、やっと来た」
光「時間かかりすぎ…だろ、」
慧「かっ、かわいい……!!!さすが俺のA!!」
「ちょ、お兄ちゃん!!」
みんなの前に行けばいきなりお兄ちゃんにハグされて、通常運転。
まあ予想してたからなにもないけどね(笑)
侑李「……かわいすぎ、」
宏太「知念ガチ照れじゃん(笑)」
侑李「うるさい、A行こ」
「あ、え?うん、」
今度は侑李に手を引かれて歩き出す。
私たちふたりが前にいて後ろにお兄ちゃんたち3人。
侑李「Aめちゃくちゃ可愛い」
「え?あ、ありがとう……侑李も、浴衣似合ってる、」
侑李「ほんとに?良かったぁ」
「去年と違う?かっこいね」
侑李「っ…ありがと」
ちょっと照れたのか言葉に詰まってて、かわいい。
侑李の隣にいると幸せだなって思うの。
宏太「これ俺ら要る?」
光「いのちゃんもそろそろ妹離れしなきゃだよ」
慧「だーめ。彼氏は高校卒業したら!それまでは俺が居るからいーの。」
宏太「そんなんじゃいつかAに嫌われるぞー?」
なんて会話が後ろで繰り広げられてるとも知らず。
侑李と呑気に歩いてるとお祭り特有の空気感に包まれてる神社。
いつもはこんな人いないのになあ、(笑)
慧「A!今日おれに大好きって言ったよな?!」
「え?そうだっけー?」
慧「嘘じゃん!言ったよ!!絶対!!!」
宏太「だから夢だって〜Aがそんなこと言うはずないもん」
お兄ちゃんごめんね。
さすがにこの人たちの前でお昼の話はできない。
恥ずかしすぎるじゃん。
侑李「Aが大好きなのは僕だもんねー」
慧「知念には渡さん!」
「もー、いい加減お兄ちゃんも彼女作りなよ」
光「言われてやんの(笑)」
慧「お昼はあんな寂しそうな顔で女好き〜って言ってたのに」
宏太「まあ、、否めない…」
慧「こら、やぶ!俺はAしか見てないぞ!!!」
侑李「それもそれでどうかと思うよ。シスコン」
「ふふ、」
今年も楽しい夏が始まりそうです。
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作者名:もち。 | 作成日時:2019年7月14日 22時