“ 愛 ” と “ 復 讐 ” ２【コード・ブルー】

Episode 61 ページ13

ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン…









はぁ、、、朝からうるさい









ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン…









鳴り止まないインターホンの音









うるさい









ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン…









もう誰なのよ！！









覗き窓を見ずにドアを勢いよく開ける









A「ちょっとうるさ ー」

藍沢「やっと出た」

A「何で藍沢先生が？」

藍沢「いいから入らせろ」

A「えっ、あっ、ちょっと」









スクラブ姿の藍沢先生が家に押し掛けて来た









．









A「…お茶入れるね」

藍沢「いらない」

A「そう…」

藍沢「いいから座れ」

A「うん」









重たい空気が流れる









藍沢「長期休暇なんてどういうつもりだ」

A「言葉のまんまだけど」

藍沢「何をするつもりだ」

A「何って…ただの休暇」

藍沢「ちゃんと答えろ！！」

A「ただの休暇って言ってるんだからそれでいいでしょ！！突然押し掛けて来て何なのよ！大体仕事中でしょ？帰ってよ！」

藍沢「…何で来たんだろうな」

A「え？」

藍沢「電話でもよかったよな」









何なの、突然









藍沢「俺は自分の事もお前の事もわからない」

A「…何よ急に」

藍沢「ただ、お前に会いたくて来たのかもな」









意味わからない









藍沢「とにかく無茶はするな、俺を頼れ」









そう言って藍沢先生は帰って行った









．









．









ソファーにすとんと座る









無茶はするな？









無茶でもしないと









他の人の命が危ないのに？









…馬鹿じゃないの









リビングから自分の部屋に移動する









机の引き出しを開け、









．









．









．









拳銃を手に取り、握り締めた

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