ご飯 ページ9
“お誕生日おめでとう!”
“産まれて来てくれてありがとう!”
“これからも3人で一緒に過ごそうね!”
幸せだった毎日
虹色の毎日だったのに
ある日突然
周りが真っ赤に染まる
悲しい声が響いて
暑くて
両親の泣き叫ぶ声が耳に残っている
嫌だ…
行かないで!!
1人にしないで
藍沢「A!!」
中野「はっ、はぁ…はぁ…」
藍沢「大丈夫か?」
中野「ごめん…ちょっと嫌な夢見てた」
優しく背中をさすってくれた
中野「あっ、オムライス出来たんだ」
藍沢「食べれそうか?」
中野「うん、多分大丈夫」
いただきます、と呟きオムライスを食べる
久し振りにご飯を食べる
中野「美味しい…」
藍沢「そうか」
中野「これならちょっと食べれそう」
藍沢「最後に食事をしたのはいつだ?」
中野「……いつだろ」
藍沢「覚えていないぐらい食べてないのか」
中野「何か食べたくても食べれなくて」
藍沢「無理はするな」
中野「うん」
全部食べたくても体が許してくれない
中野「ごめん、もう無理」
藍沢「結構食べれたな」
中野「耕が作ってくれたから」
嬉しそうな顔をしながらも悲しい顔をしている
耕の表情は複雑だった
どれだけ私の症状が重いのかわかってしまったのだろう
せっかく一時帰国してくれたのに
迷惑かけちゃったかな…
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ゆ い 、?(プロフ) - 姫乃さん» コメントありがとうございます!楽しみに待っていて下さい♪ (2018年10月8日 16時) (レス) id: 1c689100de (このIDを非表示/違反報告)
姫乃 - すごくハラハラドキドキして続きが気になります!!更新頑張ってください! (2018年10月8日 1時) (レス) id: 7fe36c8cdf (このIDを非表示/違反報告)
ゆ い 、?(プロフ) - Yuriさん» コメントありがとうございます!更新楽しみに待っていて下さると嬉しいです♪ (2018年10月7日 10時) (レス) id: 1c689100de (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - どうなっちゃうのでしょうか…。早く続きが読みたいです!更新、待ってます。 (2018年10月6日 23時) (レス) id: d785c31dd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆ い 、 | 作成日時:2018年9月3日 20時