ー2ー ページ4
ずっと会いたかった。
君も私もこんなに変わってしまったけれど、
覚えてた。
HRは先生の仕切りで終わる。
挨拶をする間際に「あっ」と先生が大きく声を出した。
「花沢さんは、後で先生のとこに来てくださいね、それでは終わります！」
あーあ。
中田上君に昔話でもふっかけようと思ってたのにな…。
私は仕方なく先生のいるところへ
しばしばと向かった。
横目で見たときは中田上くんはもう、
クラスの人に囲まれていた。
「あ、来た来た。あのね、お願いなんだけど〜…」
「はい？何でしょうか、」
先生はそういうと中田上君に目をやった。
「あのね、中田上君はあなたの幼馴染みって
聞いてたからクラスに馴染みやすいようにあそこの席にしたんだけど…」
私も腰から上だけを傾けて、
中田上君を見る。
「意味なかったみたいですね」
「フフ、そうね。」と笑った先生。
私はペコリと頭を下げて席に帰った。
帰っても、中田上君は囲まれていた(主に女子)。
さっきよりは人数は減っていて、
中にいる中田上君が
見えるくらいにはなっていた。
ルックスの良い中田上君は、
私でも見て取れた。
女子達がなかなか引かないのも
多分そのせいであろう。
話しかけにくいなぁ…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きよ(プロフ) - 僕は、面白いと思いますよ。 (2021年8月31日 13時) (
レス) id: 97dca3c04d (このIDを非表示/違反報告)
沙希（白龍）(プロフ) - 読みやすくて面白いですっ！更新頑張ってくださいね！ (2014年4月24日 20時) (レス) id: 411e1a1db7 (このIDを非表示/違反報告)
麗々(プロフ) - さぁぽ太さん» ありがとうございます！最近放置していたのですがやる気が出ましたw (2014年2月20日 21時) (レス) id: f0580da3fa (このIDを非表示/違反報告)
さぁぽ太(プロフ) - 初めまして。面白いです(^ ^)小説読みやすくて文才ありますよ！上からすみません((焦。陰ながら応援してます(つ∀｀*) (2014年2月2日 16時) (レス) id: cf983f1c21 (このIDを非表示/違反報告)
麗々(プロフ) - フュンフ＝ズィーベンさん» 本当ですか?!ありがとうございます!!じゃあ、飽きてしまわないよう気合いいれないとですね!!((しつこいね← (2014年1月28日 21時) (レス) id: 0f0913d5c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：麗々 x他2人 | 作成日時：2014年1月26日 18時
